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2006年9月26日更新

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第16回　花園フラワーショー
　　　　　 from 熊谷スポーツ文化公園

活発に活動中。～花園フラワーショー･出張イベント

　去る9/9(土)、10(日)熊谷スポーツ文化公園で開催された“ペチュニアまつり”にて、花園フラワーショー出張イベント“親子ふれあい木のおもちゃ作り”を催して参りました。
　9月。やれ、涼しや、嬉しいな…、と言っているはずなのに、この日は残暑厳しく最高気温33度！暑い…、バテそうだ…、おまけにカキ氷が食べたい…、などとついつい音をあげてしまいそうでしたが、イベントに参加して下さった皆さんは、バテるどころか木工作作りに熱中･夢中。あらゆる意味で“アツい”2日間となりました。この2日間で、イベントに参加して下さった方は、300人以上！！テント内は、常に満員御礼。たくさんの人達で賑わいました。“アツいぞ、熊谷…。”と思わずつぶやいてしまうような暑い日であったにもかかわらず、参加して下さった皆さん、誠にありがとうございました。

遠方はるばる～イベントにおける一期一会

　こういったイベントでは、様々な方との出会いに恵まれます。参加者の方に何気なく、“今日は、どちらからいらしたのですか？”と尋ねると、“今日は、川口から来ました。”と、答えて下さいました。随分遠くからいらして下さったんだなぁ、と驚きを隠せない私に追いうちをかけるように、“今日は、朝6時に家を出たんです。”と、いたずらっこが秘密を打ち明けるかのように、微笑んでおられました。“朝6時？！”…叫ぶ他ありません。。よくよくお話を伺ってみると、埼玉県が月に1回発行している情報誌をご覧になって、今回の“木のおもちゃ作り”を楽しみに来て下さったそうです。わぁ～、なんてありがたいお話。小さな情報でもこうやって、足を運んで下さる方がいらっしゃるんだなぁ、と深く感じ入りました。　

思いがけない嬉しい再会★

　熊谷スポーツ文化公園での出張イベントは、去年に引き続き2回目の参加となりました。なんとなんと。1年ぶりの嬉しい再会が相次ぎました。予想もつかない出来事だったので、本当に嬉しく思いました。去年は、手の平サイズの小さなかわいらしい“バンビ”のような作品を作っていた女の子も、今年は、大きな作品に挑戦。同じシカでも、今年は、迫力がある大きなシカを2匹も作りあげて、作品を見せにきてくれました。“去年より、随分大きいシカちゃんだね～、立派だなぁ”と、驚いていると満面の笑顔で応じてくれました。去年は、危なっかしい手つきでハサミやホットボンド…、などの道具を使っていましたが、今年は、すいすい。この1年で、成長著しく色んなことができるようになったんだなぁ。目を見張る程の成長に、感嘆しっぱなしでした。

やまずめぐる～続けること繋ぐこと

　町田武士さんという方がお書きになった本の中で、私は“やまずめぐる”という言葉に出会いました。町田さんは、有機無農薬野菜にこだわりかれこれ30年以上もの間、自然農法を続けていらっしゃる方です。自然が、エコが…、ともてはやされる時代ではありますが、実際自然農法を続けていくには、気象変化のめまぐるしい昨今、理想通りに行かないことばかり起ります。でも、この方は、おっしゃいます。“辞めずに続けていくことが道だ”ということ。それが、又めぐりめぐって新しいものを作り出す、と。
　私達がやっているネイチャークラフト教室(木工作教室)も、2004年に始まり、まだまだ若いイベントです。今は、まだ小さな種まきにすぎなくとも、続けていくうちにめぐりめぐって大きなものに繋がるような気がしてなりません。

小さな子供達が、木の温もりにふれること。
とげとげのある花や実にふれて、その痛みも知ること。
小さな工夫で、生まれ変わる存在に気づくこと。
作り出す喜びを感じること。
限界まで夢中になること。
家族やお友達と、楽しい気持ちを共有すること！

　こういったイベントを通して、身体中で感じてもらったことが、何らかの形で、１人１人の子供達の中で育っていってくれることを願ってやみません。世の中を大きく揺るがすことや、突然変化することを望むことは難しいことだけれど、日々の暮らしの中で感じる事柄でも、少しずつ意識は変わる。ゆっくりと穏やかに、こういった想いを繋ぎ、続けていきたいと思っています。

　尚、花園フラワーショーでは来る10/1より第10回花園フラワーショー･ガーデニングコンテストの出展者募集を開始致します。ご興味ある方は、下記連絡先へお問合せ下さい。詳しい資料等、送付致します。

お問合せ先
花園フラワーショー実行委員会
tel:048-584-6922

取材日：2006年9月10日／取材記者：フラワー

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