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2007年12月24日更新 →バックナンバー

第33回 ばらの管理(冬の剪定)


 ローズガーデンとばらの管理をシリーズで取上げていきます。
4月から12月まで咲き続けて、私たちを楽しませてくれたばら達も冬のばらを最後に休眠に入ります。
 1〜2月はじっくりと力を蓄えるために、すっかりと刈り込まれ来年の花を付けるための基になる枝のみが残されます。今回は冬の剪定を取上げます。




冬のばら
 マチルダという名のばらですが、5月から繰り返し繰り返し咲き続けている優れものです。もみじの紅葉が散る中で咲いていました。
 読売新聞のコラムに「咲き次ぎて 冬薔薇となる 人もまた  原田かおる」
 この句に似合いそうな写真です。



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冬の剪定
 12月と2月に分けてやりましょう。12月は、枯れ枝や病気や害虫に侵された枝、鉛筆よりも細い枝、株の内側に伸びている枝を切り取ります。また、枝が交差しているところの整理もします。12月に行った状態が図1です。
 2月の剪定は、中旬ごろまでに行いましょう。図1の状態のものを剪定しますが、図2は弱く剪定した場合。図3は中程度。図4は強く剪定した場合です。冬の剪定は、思い切った剪定をする図4をお勧めします。



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剪定する箇所
 充実しているよい芽とは、大きくて丸みをおびた、しかもかたくしまった芽です(図6)。芽が小さいものや痩せて先のとがっているもの(図5、図7)は、よい芽とはいえません。  



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 2月にはりますと、芽に状態が見分けやすくなりますから、その時点で、剪定作業を始めましょう。
 枝を切るおおまかな位置が決まったら、そのあたりの充実している芽を選んで、その6〜7mm上のところを、芽の向きと平行にはさみを入れます。はさみは必ずよく切れる剪定ばさみを使いましょう。
 芽はいろいろな方向を向いていますが、できるだけ株の外側に向かっているものを選びます。内側に向かっている芽は、枝が伸びてくると、ふところ枝になるからです。ふところ枝は風通しを悪くして病害虫の発生源になりやすく、また、枝がぶつかって葉や花を傷つけてしまうおそれがあります。



■ 問合せ(主催者)
 特定非営利活動法人埼玉ガーデン・ガーデニング
 事務所:熊谷市妻沼2110-2 電話:048-588-1299
E-mail:saitamagarden2007@yahoo.co.jp
 H P:http://www.geocities.jp/saitamagarden2007/




取材日:2007年12月15日/取材記者:ミノくん



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