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2013年7月1日更新
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パッシブハウスってどんな家?
~外付けスクリーン編~
7月6日にリニューアルオープンを迎える北欧展示場。
これまで断熱材や窓と言った『断熱・気密』に
関わる部分を紹介してきました。
今回は、日差しからお家を守る『外付けスクリーン』を紹介します。
家の中に入ってすぐ、外との温度差が感じられました。
エアコンの涼しさとは違い、森林の中にいるような気持ちの良い室内でした。
外付けスクリーン
窓から入る太陽光を遮断するため、通常室内につけている
カーテンやブラインド。それを「外付け」にすることで、
より効果的に日差しを遮断します。
『外付け』の利点
外付けスクリーンは、室内に入る前に太陽エネルギーをブロックする為、最大92%遮断が可能です。夏の強い日差しから家を守ります。
太陽光をブロックするカーテン等は、太陽光を一番浴びる場所であり、
だんだん熱を帯びていきます。暖まったカーテンやブラインドは、室内に熱を放出し、じわじわと室温を上昇させています。
スクリーンと窓の間
室外で太陽エネルギーを遮断すれば、スクリーンの熱は室内に入りません。また、窓とスクリーンの間の通気性を良くすることで窓の温度の上昇、室内への侵入を防ぎます。
余分な熱が発生しない為、室温の調節がしやすくエアコン代の節約へ繋がります。
調光
防音・防犯
スクリーンの角度を調整することで、
細かい調光が可能です。
シャッターとして使用することで
防音・防犯性が高まります。
耐風圧タイプ
電力がモーター
耐風圧タイプは強風にも強く、
安定性があります。
壁に備え付けられたリモコンを使用し、
室内から開閉を行います。
北欧展示場の外付けスクリーン
パッシブハウスの特徴ともいえる、南面に大きな窓が設置される北欧展示場。冬場はたくさんの太陽光が差し込み室温を暖かく保ちますが、夏場の室内には必要ありません。
夏場の太陽光を効率よく遮断する為、
北欧展示場には4種類の外付けスクリーンが設置されています。
○ロールスクリーン
1階南面
デザイン性が高く、色・柄・材質が豊富で、お家のアクセントとなります。
平均20年は色あせないと言われ、メンテナンスに手間がかかりません。
プロジェクション
風が通り抜けするよう、
途中で向きが変わります。
ドロップオーニング
窓に沿わず、斜めに下ろすことで
通風を良くしています。
○オーニング
1階南面
カフェテラスのようなデザイン性の高い遮蔽。布製で種類も豊富です。
床と垂直な部分は、手動で長さを調節。伸ばしきるとデッキをすっぽりと覆います。
○ロールシャッター
1階・2階西面
細かい目がシャッターのように隙間を作らず、完全遮光が可能です。
耐風圧・強度が強く、高い防犯性を持ちます。
通風を良くする為、『跳ね上げ式』のオプションをつけています。
写真の下部分のように
隙間なく閉まるロールシャッター。
隙間が閉まりきる前に停止させて
光が差し込むよう調節できます。
『跳ね上げ式』
隙間がない分難しい通風を改善する為、
斜めにシャッターを下ろします。
中のレバーで跳ね上げ式に変更します
○アウトドアブラインド
(耐風圧タイプ) 2階南
一般的なブラインドと似た形をしており、
角度を変えることで通気性を保たせたまま調光が可能です。
現場監督のつぶやき
外付けスクリーン担当の西村さん
古来のすだれやよしずが進化し、機能的かつデザイン性を兼ね備えたのが外付けスクリーン。心地よい空間をつくりだし、外観を彩ってくれます。
施工が進むにつれ、自分の家にもつけたくなってきました(笑)
熊谷の暑い夏‼どれだけの活躍を見せてくれるか楽しみです。
機能性はもちろん、スクリーンは種類・デザインが豊富で、
家づくりの楽しみの一つとなりそうですね。
(協力:
「森の家」 大和屋 株式会社
)
くまがやねっと 木のおはなし
もご覧下さい。
取材日:2013年6月4日/取材記者:まっつん
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