第161回　熊谷うちわ祭　大総代　石山洋一さん | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

1958年　生まれ。
1982年　慶應義塾大学卒業
1982年　旭化成工業株式会社　入社
1990年　石山商工株式会社　入社
2004年　石山商工株式会社　代表取締役社長就任

平成24年に熊谷市指定無形民俗文化財に指定され、関東一の祇園と謳われる『熊谷うちわ祭』。
熊谷の八坂神社は京都の八坂神社の末社にあたり、毎年7月20日・21日・22日に八坂神社の例大祭が執行されます。
熊谷うちわ祭の3日間は、12台の山車・屋台が市内を練り歩き、疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛を祈願します。
うちわ祭を仕切る最高責任者である大総代は、第壱本町区、第弐本町区、筑波区、銀座区、彌生町区、荒川区、鎌倉区、仲町区の8ヶ町が持ち回りで『年番』を受け持つ建制順で、その年の『年番』となった町内から選ばれます。

・山車、屋台の運行など、詳しくは『関東一の祇園　熊谷うちわ祭』公式ＨＰよりご覧ください。
　※『うちわ祭』期間中の交通規制略図もご覧になれます。

2014年7月20日　着輿祭の様子

「関東一の祇園　熊谷うちわ祭」の魅力を磨きあげ、全国に発信する取組として歴史・神事・安全を3本柱としたコミュニティ―の結束と地域経済の活性化を願い、町内一致団結して準備に取り組んできました。
各町の総代を中心とした関係者約200名を対象に『うちわ祭大学』を開催し、祭の根底である「神事」と「付け祭」の智識を広げ認識を深めると共に、関係者の代替りによって熊谷うちわ祭の伝統が途切れるのを防ぐ活動も行っていきます。
また、安全面についても警察・鳶・祇園会参加のもと安全大会を開催し「安全宣言」を掲げ、しっかりとした安全対策を行います。

「平成27年度の年番を務めるにあたり、愛宕八坂神社　栗原宮司より、『嚆矢中貫』（こうしちゅうかん）というお言葉をいただきました。嚆矢とは事の始まりに放つ矢であり、中貫とは事にあたり本物を貫き通す事、つまり建制順序第一番である第壱本町区が魁たる式年祭りの初年度として立派な祭りを執行し次年に伝承するべしとの意味を持つものであります。
関東一の祇園　熊谷うちわ祭の名に相応しく、第壱本町区らしい格調高い祭を目指し、祭関係者一同、精一杯お客様をお迎えさせていたえだきます。ぜひ、熊谷うちわ祭にお越し下さい。」（石山洋一さん）

熊谷うちわ祭公式ガイド　2015

◆熊谷うちわ祭公式ガイド　2015
昨年まではA4版だったガイドブックが、今年はポケットサイズのものに刷新されました。
お祭に出かける際、「ガイドブックは欲しいけど大きくて荷物になる」という方にもおすすめのB5縦半切版。バックに入るサイズでとっても便利です。
市役所や観光案内所などの公共施設や、くまがや館で配布中。（数に限りがありますのでお早目に）




◆7月20日の昼間から、駅前西通りに露天を出店
7月20日は海の日（祝日）にもかかわらず、夜まで露天の出店がありませんでした。今年は、昼間から駅前西通りの露店の出店が認められ、お祭り気分を楽しむことができるようになりました。

◆クールシェア活動の場として全会所を活用！
熊谷うちわ祭の期間中、「休憩処」の各町会所をクールシェアスポットとして皆さんに活用していただけます。
会所ごとにおもてなしは様々。祭関連資料の展示や、氷柱設置、おしぼりサービスなどを予定しています。
全会所、揃いの水引幕を設置していますので、一般の方もお気軽にお立寄りいただけます。

◆大うちわが復活！
2日目の巡行祭では山車・屋台の先導をする『大うちわ』を見ることができます。
熊谷うちわ祭の歴史を紐解くと、初めて熊谷で配られた「渋うちわ」は料亭泉州が日本橋の老舗「伊場仙」で作ったものでした。今回復活する「大うちわ」も当時の買い入れ先だった伊場仙製のもので、各町の象徴となる絵柄が描かれています。
高さ180㎝、幅90㎝の大うちわは、7月21日大うちわ伝授セレモニー（ティアラ東口）、初叩き合い（熊谷駅前）や、21日巡行祭、22日お祭広場などで見ることができます。

山車・屋台の運行や年番送りなどは例年通り（変更の可能性あり）。
露店は、20日夜、21日・22日の出店となります。

・7月20日の見どころはこちらからどうぞ。
・7月21日の見どころはこちらからどうぞ。
・7月22日の見どころはこちらからどうぞ。