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熊谷人物伝

歴史 地域

第165回 熊谷うちわ祭大総代 大谷公一さん

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今回ご紹介するのは
熊谷うちわ祭 平成29年年番町筑波区 大総代 大谷公一(おおたに きみかず)さんです。

■プロフィール

1956年 熊谷市に生まれる。
     熊谷東小学校、富士見中学校、埼玉県立熊谷高校卒業
     早稲田大学卒業
1981年 株式会社 東芝入社
1988年 大谷商事入社
2009年 うちわ祭 副大総代
2012年 うちわ祭 筑波区総代長

■熊谷うちわ祭について

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平成24年に熊谷市指定無形民俗文化財に指定され、関東一の祇園と謳われる『熊谷うちわ祭』。
熊谷の八坂神社は京都の八坂神社の末社にあたり、毎年7月20日・21日・22日に八坂神社の例大祭が挙行されます。
熊谷うちわ祭の3日間は、12台の山車・屋台が市内を練り歩き、疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛を祈願します。
うちわ祭を仕切る最高責任者である大総代は、第壱本町区、第弐本町区、筑波区、銀座区、彌生町区、荒川区、鎌倉区、仲町区の8ヶ町が持ち回りで『年番』を受け持つ建制順で、その年の『年番』となった町内から選ばれます。


≫≫山車・屋台の運行など、詳しくは『関東一の祇園 熊谷うちわ祭』公式HPよりご覧ください。
 ※『熊谷うちわ祭』期間中の交通規制略図もご覧になれます。

■うちわ祭にむけて

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「お祭とは、世代を超え、時代を超え、共に祈り、共に喜ぶ場面です。祭を通して感動と郷土愛を醸成します。祭りを通してふるさと創生、経済の活性化につながればこんなに嬉しいことはありません。
筑波区の基本方針は『真心をこめて』です。ふるさと熊谷にありがとうの感謝の気持ちを持ち、真心をこめて神様にご奉仕し、熊谷うちわ祭を執り行う所存です。
近年、祭りにおいて山車屋台の巡行にどうしても感心が集中しますが、祭においては継続性を重視することが大切であり、継続することこそが本質とも言えます。
本年は祭りの不易の部分である『神事』に着目し、渡御祭の隊列を復活させ、八坂神社の氏子として家の前を通る神輿に遷った神様を真心を込めて礼儀正しくお迎えします。また、うちわ祭り大学でも渡御祭について掘り下げて勉強します。渡御復古を通じ山車屋台の巡行、叩き合いといった華やかさだけではなく、歴史的文化的な祭りの価値を高めます。
本年は新しい変化を起こす町である筑波区から、あえて不易である神事を見つめ直す年にしたいと考えます。
うちわ祭関係者一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。」(大谷公一さん)

■渡御復古

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うちわ祭の神事は19日の夜、愛宕八坂神社で行われる神輿に御霊を遷す『遷霊祭』(非公開)から始まります。
翌朝(20日)の午前6時に拝殿前に神輿を安置し、祭り関係者約300人が整列して『発輿祭』が執り行われた後、白丁(はくちょう)のたもとを十字に背に回した鳶たちが神輿を担ぎ街を一周して行宮(お仮屋)へ向かう全行程10.5㎞が『神輿渡御』です。
8ヵ町の東西南北にある4つの辻で『途上奉幣祭』を執り行い、神輿は行宮(お仮屋)へ。隊列が行宮に到着すると『着輿祭』が執り行われ、神輿が行宮に安置されます。

今年度、この『神輿渡御』の出発地点である本宮(愛宕八坂神社)から宮本町の途上奉幣祭の辻まで、市役所前(10:15)から行宮までの2区間で渡御の隊列を再現します。組頭を先導に、太鼓やのぼり、「八坂神社」の社名旗、御幣、神官が並び、「年番」「筑波」の高張り提灯の後に大総代、副大総代、各町の総代長が並び、神輿を先導します。神事の荘厳な姿を見ることのできる『渡御復古』をぜひご覧ください。

熊谷うちわ祭の3日間は『年に一度、神様みずからが地上に降りてきてくださる』貴重な機会です。
神様の神威が強い時でもあります。
氏子として神様をお迎えし、行宮で一年の祈願をしましょう。

■筑波町山車 上段四方幕、下段三方幕を新調!

jin1707-1_04新調記念奉告祭の様子

2017年5月21日(日)、熊谷駅東口(ティアラ口)にて『筑波区山車上段四方幕、下段三方幕新調記念奉告祭』がとりおこなわれ、新調された上段四方幕「白鳥の図」、下段三方幕「青龍の図」がお披露目となりました。
現在使用されている筑波区の山車は3代目(昭和36年に新調)で、平成21年に塗り・彫刻・飾り金物を修復、今回、上段四方幕、下段三方幕を新調し、平成19年から10年かけた筑波区の山車の大改装を終えました。

【上段四方幕 : 白鳥の図】
上段四方幕の図柄にある白鳥は、日本武尊が亡くなったとされる能褒野の地の御陵より、大和へ向かって一羽の白鳥が飛び立った。という逸話から描かれています。

【下段三方幕 : 青龍の図】
京都・龍村美術織物による作。伝統工芸士に認定された職人が本金糸(和紙に金箔を巻いて作った糸)を使い手作りで製作した純国産の逸品です。
太陽光に反射して光り輝く姿を、ぜひご覧ください。

2017年 新調や改装を行った山車・屋台にも注目です!


【仲 町 区】・・山車の上部を飾る山車人形『素戔嗚尊』を新調!
        6月24日(日)に八木橋前でお披露目を行いました。

【伊 勢 町 区】・・伊勢町が屋台から山車でお披露目!
        伊勢町屋台といえば、弥生町のJR高崎線の線路下をくぐるアンダーパス越えを思い浮かべる
        方も多いと思います。山車への改装でアンダーパス越えは2016年が最後の年となりました。

【本 石 区】・・本石町80周年記念に際し、町名幕を新調!
        山車・屋台の正面、囃子台の下にある町名の入った幕を町名幕といいます。
        80周年を機に新調された町名幕をぜひご覧ください。

【第二本町区】・・山車人形『手力男之命』のレプリカが完成!

■熊谷うちわ祭日程

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熊谷うちわ祭の3日間、山車・屋台の運行や祭事などの見どころをご紹介!
 ≫≫7月20日の見どころはこちら!
 ≫≫7月21日の見どころはこちら!
 ≫≫7月22日の見どころはこちら!

※露天は20日の夜、21日、22日の出店となります。

■第165回 熊谷うちわ祭大総代 大谷公一さんのスポット写真

kin1607-a_0220日 途上奉幣祭
kin1607-a_0720日 着輿祭
kin1607-a_1420日 熊谷駅前叩き合いへ向かう山車・屋台
kin1607-a_1720日 熊谷駅前初叩き合い
kin1607-b_0521日 巡行祭
kin1607-b_0821日 巡行祭、曳き合せ叩き合い
kin1607-b_0121日 八木橋前曳き合せ叩き合い
jin1707-1_0522日 筑波区町内巡行
jin1707-1_08大総代就任記念の品

作成日:2017/07/16 取材記者:なべさん