特定非営利活動法人熊谷そば打ち会 | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

活動場所のそば打ち道場

熊谷そば打ち会（髙橋　侑一　代表理事）は、そば打ちを通じた会員の親睦と技術向上及び地域食文化振興に寄与することを目的に、平成28年8月に設立された法人です。会員数は現在、約100名となっています。
週三回程度、技術研修会をそば打ち道場で開催しています。そのほかにも、地域活動として小学校でのそば打ち教室や、公民館、福祉施設等でのそば打ち体験も行っています。
今回取材をさせていただいて、3つ印象的だったことがありました。

オリジナルのそばつゆを見せてもらっています

取材をさせていただく前は、簡単なそば打ちをしながら、親睦を深める活動をしている法人だと思っていました。しかし、実際に伺ってみると、本格的にそば打ちを行っていました。
そば粉は北海道産の厳選したものを使い、つゆに関しては、だしの配分等を数年かけて研究したオリジナルのものを使っています。どれを何グラム使用するか等、試行錯誤をして作ったとも話していました。

熊谷は小麦の生産量が県内一のため、うどん店も多く、「熊谷うどん」としてもPRされています。ですが、そばも広めたいということで、様々な活動を行われています。熊谷市内の小学校でのそば打ち教室や、公民館等での体験教室、福祉施設へのそば打ちサービス等を行い、そばに触れてもらう機会を提供しています。
さらに、将来は自分たちでそばを熊谷で栽培し、それを利用してそば打ちをすることが目標とも言われていました。

取材させていただいたときは、みなさんそばを真剣な表情で打たれていました。そば打ちは一つ一つが大切、繊細な作業で、一つ間違えると、味や食感が変わってしまい、気が抜けないそうです。
打ち終えると、笑顔で談笑をされながら、そばを一緒に食べられていました。この時間をとても大切にしているそうです。
ご厚意で、打ちたてのそばをいただきましたが、とてもおいしく、今までで一番のものでした。みなさんのそばに対するこだわりも強く感じました。

今回取材させていただいて、そば打ちに興味がわいたので、また機会があれば参加してみたいと思います。