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2017年4月より新しい園舎に生まれ変わった桃園保育園。
旧園舎から引き継いだ桃型のかわいい時計がシンボルになっています。室内は全体的に白を基調としたシンプルな印象を受けましたが、絵本コーナーやプレイコーナーはカラフルな配色になっていました。よく見てみると、この部屋にはミッキー柄の壁紙が使われています。「この保育園には隠れミッキーがいるんですよ。」と教えてくれた大澤園長。よく見ないと分からないくらいなので、ミッキーを見つけた時は思わず嬉しくなりました。こども達にも好評だそうです。
その他、階段やホールのステージに赤色のカーペットが使われているなど、ところどころに遊び心が感じられました。
面白いと感じたのは5歳児の保育室です。
他の保育室のテーブルは6人くらいが座れる大きなものですが、5歳児の部屋だけは一人一人個別の机。まるで小学校のようです。5歳児のこども達は次の年になると小学生に上がります。その時、新しい環境に戸惑ってしまわないよう、小学校の準備を始めるのだそうです。
10月からはお昼寝もなくなり、他の年齢の園児達と生活リズムが少しずつ変わってきます。そのため、他の保育室との間にはトイレを設け、独立した部屋にしています。
保育目標の一つに「ねばり強く最後まで頑張れる子ども」と掲げています。その一環として、秋になるとマラソンを行います。集団走から始め、3月に競走を行います。
もちろん順位が高ければ嬉しいものですが、保育士はこども達に「早さを競っているわけではないんだよ。頑張る力を養い、最後まで頑張れる子になってほしいんだよ。」と教えています。
最後までやり遂げた時の達成感は、あきらめずに一生懸命やった子にしか分かりません。決して順位が良くなくても、「最後まで走った」「去年より少し速くなった」など、成長を実感できることも人それぞれ。それが自信へとつながっていきます。
「今後、壁に当たることはあると思います。そういうときにものをいうのは経験です。今の経験が将来に役立ち壁に当たった時に、打たれ強い子になってもらいたいです。」と園長先生は想いを込めて話されました。
園名 | 社会福祉法人同友会 桃園保育園 |
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住所 | 埼玉県深谷市戸森226-1 |
電話番号 | 048-573-4967 |
ホームページ | http://www.momozono-hoikuen.com/ |
取材 | 大和屋株式会社 |
作成日:2017/06/15 取材記者:cobara