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くまがや人の旅日記

~2016年迄掲載 趣味

チベット仏画師 飯野博昭 旅日記【北の古都 チェンマイ編】

7月からタイ~ネパールを旅行中の飯野博昭さんが、
旅先の出来事を絵はがきにのせて皆さんにお伝えします。

バンコクから約700㎞、夜行列車シート14時間、北の古都チェンマイに到着しています。
宿泊はいつもの宿。バンコクの宿より安く約750円。それでも北タイは冬寒い時もある為、一応ホットシャワーもあるのです。勿論バンコクは水シャワーのみ(笑)。
バンコクに次ぐ大きさの町で車やトゥクトゥクなど交通量も多いのですが、高層ビルほどはなく都会という感じではありません。かつてバンコクとは別の王朝の栄えたところ。北タイの人々は穏やかで、愛想の良さが印象的です。城壁が所々に残る旧市街は歴史ある寺院が多く、路地裏はアジアのディープな怪しさと言うよりは、古都の情緒を醸し出しています。日々街中を歩いている事が殆どですが、なるべく地元の人たちと同じ様な所に居る事が面白いなぁと思います。
市場を見るのは昔から好きで、今回も毎日の様に市場に行っています。人々の暮らしを肌で感じています。
昨日は一日かけて5、6ヶ所の寺院を巡りました。すべて徒歩で約10㎞程の道のりでした。こちらに来て目につくのはお寺に訪れる人の多いことです。若いカップルも沢山訪れます。普段からの習わしなのでしょう。
チベットもそうですが、タイでも仏教は普段の暮らしに溶け込んでいるのだなァと感じます。
ではまた。

【2016年07月18日 チェンマイにて】

■飯野博昭さんプロフィール

1970年、埼玉県熊谷市生まれ。
1995年~2000年にかけてアジア・中東・欧州放浪の後、カトマンドゥに渡り、チベット人タンカ絵師カルマ・トゥプテンに師事。カトマンドゥ、北インドのダラムサラ、日本にて制作活動を行う。
2008年より日本に拠点を移し、不定期で個展を開催。タンカの技法を用いた植物画のワークショップを行うなど、活動の幅を広げています。


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作成日:2016/08/08 取材記者:飯野博昭