チベット仏画師　飯野博昭　旅日記 | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

皆さま、お元気ですか？日本は少し涼しくなっている頃でしょうか。
現在、バンコクに居ます。前回も触れたかもしれませんが、カトマンドゥから戻った途端に発熱し、緩やかに治癒してゆく事2週間近く。結局、バンコクに滞在を続けざるを得ない状況となってしまいました。
今は回復し、日々街中に出かけ、週末は巨大マーケットに行ったり、今後の活動で使えそうな品物を入手したりと、動き回っています。

雨季も終盤に差し掛かった様で、7月に来た頃は短時間でざっと降って止むスコール的な雨でしたが、今は一晩中、長い時間降る雨となっています。朝晩などは存外暑くなく、むしろ日本のほうが暑いかも。
外はトンボが飛び交い、晴れた日の空は高く、うろこ雲が浮かんでいます。水シャワーも始め少し冷たく感じたりして（笑）、季節の移ろいを感じます。10月に入るとそろそろ乾季の到来です。日中はじりじりと太陽が照りつけるものの湿度は低く、洗濯物がすぐにパリパリに乾く程（笑）。先日まで居たネパールも、もう少しで雨季が終わる頃でしょう。
今回は、次回への道筋を付ける事のできた、今迄以上に得るところの多き旅となりました。次回も楽しみです。
今回の旅の便りはこれにて。また日本でお会いしましょう。
心からの感謝を込めて。

1970年、埼玉県熊谷市生まれ。
1995年～2000年にかけてアジア・中東・欧州放浪の後、カトマンドゥに渡り、チベット人タンカ絵師カルマ・トゥプテンに師事。カトマンドゥ、北インドのダラムサラ、日本にて制作活動を行う。
2008年より日本に拠点を移し、不定期で個展を開催。タンカの技法を用いた植物画のワークショップを行うなど、活動の幅を広げています。

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