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素敵な幼稚園保育園

地域 ~2020年迄掲載

社会福祉法人 東光会 新里保育園

市内に3箇所ある、社会福祉法人 東光会の保育園。今回は新里保育園をご紹介します。昭和48年4月に創立、市内北部の熊谷文化公園近く、自然に恵まれた環境の中、平成14年に新園舎となりました。園舎内部は木のぬくもりを感じるつくりとなっており、全室冷暖房完備、乳幼児室には床暖房を使用しています。 こども達に安心して元気に過ごして欲しいとの考えから、園内環境を徹底的に安全で清潔に保つよう心がけています。また、インターネットを利用したメールサービス『園ぴゅう太』から情報発信をタイムリーに行い、園からの連絡メールを携帯電話で受け取ることが出来ます。

■報恩感謝

ホールに、「ありがとうといわれるように、いうように」と掲示してあります。単なる感謝とは違い、「報恩感謝」という仏教の言葉からきています。報恩とは文字通り、恩に報いること、恩返しをすることです。感謝とは、有難いと思う心です。両方合わせると、人からもらった恩に報いようとする深い感謝の心のことです。 集団生活の中で「報恩感謝」というのは非常に重要になってきます。思いやりを持って、集団生活を通して社会性と自主性を養うと共に、情操の育成に努めることを目的としています。

■仏教の教え

「人間は、目には見えない『心』というものを持っています。そして、この『心』に対して、愛情に満ち溢れた働きかけがあって初めて『豊かな人間性』が育まれるのです」。新里保育園では、こうした『人間性の育み』を最も重視しています。
玄関ホールに「六つのおやくそく」が掲げられていますがこちらも、人間性を育むということに通じるものがあります。物には感謝すること、一日一善ということ等を、こども達に分かりやすく表現されています。玄関ホールを進むと仏様がおり、こども達は自然と手を合わせてその前を通ります。般若心経を帰りの歌の前に3分間流すだけですが、こどもは耳を使って覚えてしまうとのこと。階段も急いで走って上る子は見受けられず、手摺りを持って上るこども達。仏様の教えに触れ、感謝する心、思いやる気持ちを培っています。

■社会福祉法人 東光会 新里保育園のスポット写真

六つのおやくそく。玄関左側に掲示されています。
玄関ホールの突き当たりに職員室があることで親御さん、こどもと常にコミュニケーションが図れます。
階段を降りたところ、職員室の脇にある仏様。こども達は自然と手を合わせます。
給食は1プレートではありません。また、食器は陶器で出来ており大切に扱うことを学びます。
余裕のある保育室。広々と使えます。
木でできた仕切り。実際に触れるところが木で出来ており、直接木のぬくもりを感じられます。

■社会福祉法人 東光会 新里保育園の詳細情報

園名 社会福祉法人東光会 新里保育園
住所 埼玉県熊谷市肥塚808番地3
電話番号 048-524-1178
ホームページ http://nisato.net/index.html
取材 大和屋株式会社

作成日:2017/09/02 取材記者:cobara