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素敵な幼稚園保育園

地域 ~2020年迄掲載

社会福祉法人まるよ会 栗原保育園

今回は新座市にある栗原保育園をご紹介します。

■保育目標「あそびの中からその子の可能性を伸ばそう」

保育目標にもある通り、栗原保育園で特に大切にしていることが「あそび」です。
その一環として、イベントを多く取り入れるようにしています。
秩父でリンゴ狩りをしたり、年明けに餅つきをしたり、1~2月では赤城山で雪遊びをするなど園児が楽しく参加できるイベントが盛りだくさんです。大きな行事以外にも、季節に応じた園外活動も多く取り入れています。

色々な体験をする中で、園児が学ぶことはたくさんあります。体力的なものはもちろん、四季の移り変わりや動植物に対する優しさ、友達との関係性など。
こうしたイベントを通して、一人一人の可能性を伸ばしていきたいという想いがあります。

■基本的生活習慣

「あそび」のほかに、「基本的生活習慣を身に着けること」も大切にしています。
乳幼児でも、椅子の背もたれにもたれかかりそうになったら、そっと先生が姿勢を正すように促しています。小さいうちに正しい姿勢を身に付けることで、大人になっても姿勢が正しくいられるのではと考えたからだそうです。
そして食事も一人で食べられるように少しずつ練習を始めます。取材した際も1歳の園児達がフォークを使って自分で食べる姿が見られました。周りにできる子がいると、自分も頑張ろうという気になり、良い相乗効果になるようです。

■木のぬくもりあふれる新園舎

栗原保育園は5年前に増築。既存の園舎の隣に木造の園舎が建ちました。増築部分の園舎には、主に0~1歳のこども達が過ごしています。床にはレッドパインという材種の無垢フローリングが使われ、木のぬくもりを感じます。普段は既存の園舎で過ごしている2歳以上の園児達が来た時は、やはり木の床の上で寝転んだり、ゴロゴロしたりと木の感触を楽しんでいるそうです。
「木は温かく柔らかいので、裸足で歩くと気持ち良い。こどもが転んでも大きなケガになりにくいです。また、使いやすいように後から加工ができるのも良いですね。」と園長。園舎にとても愛着があるのが伝わってきました。

園児達を中心に、過ごしやすい保育園にしたいという園長。また、先生達を大切に、働きやすい環境にしたいと言います。園児が楽しく過ごすためには、まずは先生が楽しまないと一緒にいる園児も楽しめません。園児と一緒に遊ぶ時は遊び、叱る時は叱る。そうすることで、園児一人一人と真剣に向き合うことができます。
また、先生同士でのコミュニケーションを取り、一緒に働く仲間としてお互いに尊敬しあえるような環境を目指しているそうです。
園児に負けないくらい、大人もとてもイキイキしていて楽しそうだなと感じる保育園です。

■社会福祉法人まるよ会 栗原保育園のスポット写真

ホールの窓にはかわいらしい動物たちのイラストがあしらわれています。
天井が高く、とても開放的な空間。
年少さん達も姿勢正しいです。
玄関ホールではカメもいました。皆の人気者です。
後から取り付けたタオル掛け。木だと自分で加工ができるので良いですね。

■社会福祉法人まるよ会 栗原保育園

保育園名 社会福祉法人まるよ会 栗原保育園
住所 埼玉県新座市栗原6-7-13
電話番号 042-425-6713
ホームページ http://kuriharahoiku.wixsite.com/maruyo-kurihara
設計 スタジオ・アーキファーム一級建築士事務所

作成日:2018/09/14 取材記者:cobara