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2007年1月31日更新 バックナンバー アントワープ留学紀 　留学や仕事で海外にすんでいる方にメディアを通した目ではなく、ご自分で見たこと、聞いたことを伝えていただくコーナーです。 　第8回目はベルギーにお住まいのプチトモさんです。 　ベルギーはフランス・オランダ・ドイツに囲まれています。アントワープは首都ブリュッセルから約50km、汽車で30分。人口48万のこの町はブリュッセルに次いで二番目に大きな町です。 プロフィール 名前・・・・・・・・・ 現住所・・・・・・・ 出身地・・・・・・・ 職業・・・・・・・・・ 在住・・・・・・・・・ プチトモさん ベルギー　アントワープ 群馬県太田市 学生 2006年８月から 学校紹介　１ 　 学校のアトリエの様子 　はじめまして。今ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーで留学中のプチトモです。 　アントワープは、「フランダースの犬」の舞台として日本では有名ですが、他にもダイヤモンドやファッション、世界有数の港湾の町として知られています。私が現在在学中のアントワープ王立芸術アカデミーは特にモード科（ファッション科）が日本や世界から注目されているようです。ちなみに私が通うPainting科もゴッホが数ヶ月学んでいました。 学校紹介　２ 　 学校のアトリエの様子 　主なクラスは、ジュエリー科、陶器科、写真科、グラフィック科（企画デザイン）モード科、舞台衣装科、彫刻科、油絵科、グラフィック科、修復科、版画科などがあります。 　毎年９月から学校が始まり、７月に終わります。通常授業は、各分野の基礎実技勉強、学科講義ですが、アントワープはベルギーでも、オランダ語圏に入るのでオランダ語が話せない生徒は夜間のオランダ語コースを取り一月までに初級のレベルをクリアしないと進級試験が受けなれないシステムになっています。最初の一年間は英語で学科の授業は受けられます。でも、私のPainting科は授業もほとんどオランダ語で大変です。他の科は、分かりませんがPainting科は課外授業も沢山あって楽しいです。 学校紹介　３ 　 アントワープの大聖堂 　課外授業の内容は、アントワープ動物園に行き写生したり、アントワープ王立美術館はもちろんブリュッセル王立美術館にも企画展を観にいきました。先日は、ドイツにも一日旅行で美術館めぐりにいきました。やはり日本の美術館で海外の作品を観るのと、現地で実際本物の作品を観るのでは全然感動が違います。ヨーロッパ留学の魅力はやはり本物の作品や建築が沢山鑑賞できるところだと思います。 　しかし、冬のアントワープはとても寒いのと、ほとんど毎日雨か曇りなので落ち込みやすい人には合わないと思いました。この時期は現地の人もスペインや近隣国にバカンスがてら太陽を求めに行くみたいです。まだマイナスにはなりませんが、霧が常に出ています。 　もっとアントワープを知りたい方には、こちらのブログがお勧めです。 　ベルギー散策 学校紹介　４ 　 アントワープの街中 　最後に、アカデミーの教育指導も生徒のやりたい事を尊重し、なおかつ個々の能力に合わせて的確なアドバイスをしていただける先生達の元でマテリアルやアートの歴史、先生達が持っている知識をすべて教え込んでくれるので、私はすべては理解できていませんが、とても内容の濃い授業になっています。今は、進級出来て無事４年間勉強できるように頑張りたいと思います。 取材日：2006年12月29日／取材記者：プチトモさん バックナンバー

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