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くまがやねっと 色のおはなし
2008年7月7日更新 →バックナンバー
今回のテーマ 紫色のおはなし


みなさん、こんにちは。

「色のおはなし」をお届けしているmarinです。

梅雨が明けるには、まだまだかかりそうですね。

さて、この季節の代表的な花というと・・・紫陽花(アジサイ)
花言葉を調べてみると

「移り気」「高慢」「辛抱強い愛情」「元気な女性」「あなたは美しいが冷淡だ」
「無情」「浮気」「自慢家」「変節」「あなたは冷たい」

こんなにたくさんの意味が紹介されていました。

美しいけれど高慢で、変わっていることを強調する解釈が多いですね(~_~;)


私は、雨にぬれても美しく咲いているアジサイを見ると
心がほっと和みます。

雨はいやな部分を浄化する作用があると、前回の「色のおはなし」に書きましたが、雨の似合うアジサイの花は、そんな役目も引き受けてくれているような気がします。



アジサイといえば、「鎌倉」

明月院は、「アジサイ寺」として有名ですが、
最近は成就院の知名度が急上昇しているそうです。

参道の石段を紫、ピンク、白、水色のアジサイが咲き競っています。

アジサイを楽しみながら108段を上がって振り返ると、花の坂道の向こうには海が広がっています。

くまがやねっと 色のおはなし
成就院のアジサイ

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紫という色は

花言葉にもあるように、高貴で非凡な意味合いを持っています。

ミステリアス、個性的、病気、高級感、ヒーリング・・・
などの意味があります。

少しだけ、歴史を確認してみましょう。

日本では、「紫草の根」が染料として使われていました。

染色に手間がかかり、揮発性があることから他へ色が移りやすく

「ゆかりの色」と呼ばれていたそうです。

また、染料としてだけではなく、薬としても使用されており
病人にとっては、高価だけれど必要不可欠なものだったのです。

時代劇などで、病気になったお殿様が紫色の鉢巻を巻いているのを
みなさんも見たことがあると思います。

当時の人は、薬として飲むだけではなく、染めたものを患部にまきつけても効果があると信じていたようですね。


くまがやねっと 色のおはなし


みなさんは、紫色の洋服をお持ちですか?
紫色の洋服は、着こなしが難しいですね。

身につけた人を、上品にも下品にも変えてしまいます。

でも、「うす紫色」は、ピンクに近いせいか、ふわっとした女性らしい
雰囲気を出してくれます。

どなたにも似合うやさしい色合いなので、ぜひお試しください。


では、また来月お目ににかかりましょう。




取材記者:Marin


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