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くまがやねっと情報局
2005年10月28日更新 →バックナンバー
野口信夫写真展 芭石鉄路
7月1月〜7月13日


■プロフィール
 野口信夫さん(45歳)は熊谷市在住で、現在高校に勤務し彫刻家としてご活躍されている方です。学生の頃から蒸気機関車を追いかけ、当時は日本各地を駆け巡りその雄姿をカメラに収めていたそうです。

 今からちょうど30年前の1975年12月24日、北海道の夕張線を最後に日本から現役の蒸機が姿を消しました。当時高校一年生だった野口さんは、その日学校で2学期の終業式を迎えるはずでしたが……なぜか北海道でさよなら運転に立ち合っていたそうです。




2004年 中国 芭石鉄路
2004年 中国 芭石鉄路
 
 モノクロの作品は、蒸気機関車の力強さや優しさを通して人々の生活や営みを写し出し、遥か彼方の情景から遠い日の日本の姿を思い出させてくれました。北京や上海といった都会とは違う顔の中国がそこにはあり、自然との対比や躍動感がお客様に好評を博しました。 


1979年 台湾 製糖線(朴子線)
 
 師と仰ぐ“けむりプロ”の方も最近の自作アルバムを携えて来場して下さったそうで、会場に来ていた仲間と共に楽しいときを過ごせたと少年の日に戻った笑顔を見せてくれました。

1979年 台湾 製糖線(朴子線)



2002年
「私の家の蒸気機関車」入選作品
台湾 製糖線(下揖子寮線)1979撮影
 1977年に17歳で台湾のSL撮影ツアーに参加したのが最初の海外遠征で、1979年の3回目の台湾撮影旅行以後、鉄道とはすっかり離れていたそうですが、2002年に縁あって写真展を開いたそうです。
 そのとき展示した作品を東京都写真美術館で開催されたコンクール『私の家の蒸気機関車』に出品したところ、入選作品として展示されました。これを機に昨年2度の訪中を決意したそうです。


2004年 中国 芭石鉄路

 「同じ趣味を通して多くの方と出会い、話が出来るということは幸せなことだと感じています。次は是非インドに行きたい」と写真展を終えての感想とともに新たな意気込みを語って下さった野口さんでした。 

2004年 中国 芭石鉄路





ギャラリー風景

  ギャラリー風景





取材日:2005年7月5日/取材記者:みいちゃん


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