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2007年3月12日更新 →バックナンバー

第25回 花の歳時記―2


 昨年1年間の花の歳時記をまとめてみました。選んだ花は、私が身近かに接した花たちです。その季節を代表するものもありますが、あまり目立たない花も取り上げています。2回に分けて紹介します。今回は7月から12月までです。
 それにしても、今年の暖冬は、花の歳時記を変えてしまいそう。大きな気象異変が起きているようで心配です。





花の歳時記―2
7月 百日紅

 「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」加賀千代女
 百日紅は、約100日間、ピンクの花を咲かせるというので、付いた名前といわれています。日本ではその幹がつるつるしているので、木登りの上手な猿でさえ登れないということで「さるすべり」と呼んだといます。
 約3ヶ月間、秋まで咲き続けるわけですから、庭の花としては貴重です。



花の歳時記―2
8月 メドウセージ

 夏の時期は、少しでも涼しさを呼ぶ庭にしようと、ブルー系の草花を植えます。好きなものは、セイジ(サルビア)です。この暑さなの中で咲き続ける「ラベンダーセイジ」と「メドーセイジ」をまとめ植えしています。特にメドーセイジは香りも強く、癒し空間を作るに欠かせない花です。



花の歳時記―2
9月 ねむの木

 旧正田邸跡の「ねむの木の庭」公園が16年8月に開園しています。
この公園の名称は、皇后陛下高校時代のお作詩の「ねむの木の子守唄」から付けられました。

薄紅の花の咲く ねむの木陰で ふと聞いた
小さなささやき ねむの声 
ねんね ねんねと 歌ってた (ねむの木の子守唄一節)



花の歳時記―2
10月 メキシカンセージ

 ハーブの中でも、「セージ(サルビア)」は、初夏から晩秋にかけての庭の準主役になっています。初夏からは「ラベンダーセージ」「メドウセージ」が咲き続け、初秋からは「メキシカンセージ」と「パイナップルセージ」が彩ります。
写真のセージは、「メキシカンセージ」です。(10月4日撮影)花が房状に咲き、小さな綿帽子の重なりのような姿は、ちょっと触れてみたくなります。
ばらとの組み合わせも良く、秋のばらの庭に欠かせない花になっています。



花の歳時記―2
11月 さざんか

 風当たりが強いために、西側に植栽したものは、ほとんど育ちませんでした。椿も同様です。
 サザンかも椿もばらの花に似ていることから、冬のばらとも言われ、冬の時期の主役に育てようとしたのですが、風が強く計画は失敗でした。



花の歳時記―2
12月 万両

 万両は葉の下に実を付けるので、鳥に食べられずに、実がしっかり残るから、千両(実を葉の上の方につける )より価値がある、ということから「万両」の名が付いたといいます。ほんとかうそか・・・。実際鳥は赤い実を見逃しません。
 冬の枯れた草木の中で、赤い実は、鳥たちにとって魅力ある食料です。




取材日:2007年2月22日/取材記者:ミノくん



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