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くまがやねっと情報局
2006年6月1日号 →バックナンバー
熊谷路地裏探検隊!!
5月13、14日に箱田・宮町成田用水沿いで第7回川沿い作品展が開催されました。
熊谷路地裏探検隊、第2回目は作品展の様子と共に「成田用水沿い」をご紹介します。


 今回は、熊谷市役所の北、箱田と宮町の境を流れている成田用水沿いを川沿い作品展の様子と共に、ご紹介します。
 今年で第7回目を迎える川沿い作品展は街の中に川が流れている環境を、文化を通して見直そうと始まりました。




第2回目は、「成田用水沿い」を探検です。それでは出発!!

成田用水沿い


スポット1
スタート地点
スタート地点(左側に保健センター)

 北大通りからを成田用水のスタート地点とし、中央公園裏をゴールとすると、約1,1キロ。車の通りは少なく、のんびりと景色を見ながら、散歩を楽しめます。

スポット2(くまん堂)
くまん堂付近
くまん堂
 熊の神社石碑
熊野神社石碑

 1141年頃、この付近一帯に猛熊が往来し庶民の生活を脅かしたそうです。熊谷次郎直実の父直貞が16歳の時この熊を退治して、熊の頭を埋めて葬り、この地に熊の権現を祀ったと伝えられます。熊谷氏の館は熊谷寺から東は高城神社、北はここ熊野堂まであったという説もあります。
 明治維新の後熊野社と称し、その御祭神伊邪那岐命を祀り、1907年1月14日に高城神社境内地に移し祀られています。
 この地を熊谷に由緒ある旧跡として永遠に保存しようと1913年12月熊野社跡碑が建てられました。

母のない子と子のない母
母のない子と子のない母
 二十四の瞳の作者で知られる壺井栄はこの川沿いの箱田と特に縁のある作家です。「母のない子と子のない母」の中では、西小学校や箱田、女学校、農学校などの名が出てきます。当時、栄の妹夫婦(戎居仁平治・貞江)がこのくまん堂の近くに家を構えており、よく訪ねていたからだそうです。その建物は現存しています。栄の作品の中には、妹夫婦やその子供たちがモデルとされている作品が多いのです。「大根の葉」や「牛の心」などがそれです。 

スポット3(箱田神社)
箱田神社
箱田神社
 箱田神社の地は古くは「久伊豆明神雷電権現」といい、創立時期は定かではないが平安時代(1000年代)とも言われています。
 境内には明神造りの本殿、入母屋造りの拝殿のほかに西側に明神造りの「皇太神宮」、東側にも二つの小堂があります。

スポット4
中央公園裏
中央公園裏 成田用水
 昔は野菜を洗う人、たらい桶などの道具を洗う人、農耕馬の手入れをする人等がいましたが、今はいません。しかし、ここを歩くとどこか懐かしい感じがします。成田用水について少し学んでから歩くと更に楽しめるのではないでしょうか。
 初夏の散歩には、オススメの場所です。


川沿い作品展の様子



取材日:2006年5月14日/取材記者:みいちゃん

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