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今回の知恵 熊谷人物伝

第11回 田口 芳江さん (たぐち よしえ) 2006年7月24日更新



田口芳江さん
 
 日本人なら、誰もが知っている折り紙ですが、普段の生活では意外と目に触れる事が少ないものです。今や折り紙は日本文化の枠を超え、創作折り紙として発展し国際的な広がりをみせており、世界でも通ようするほどグローバルになりました。
 戦後半世紀たった今、折り紙の世界は素晴らしい発展を遂げて驚くばかりです。
 今回は折り紙をこよなく愛す田口芳江さんをご紹介します。



肥塚公民館での指導風景
きっかけは・・・
 
 東京生まれの田口さんは、小さい頃から和紙、人形作りが好きで、小学校6年生頃から布でお人形を作っていました。そして、紙人形作りを本格的に始めたのは60歳頃。「何でも可愛いものが好き」と話す田口さんの作品は本当に可愛らしいものばかり。「作っている時は楽しいから、悲しいことは忘れる」というほど、夢中で創作活動に励みます。



肥塚公民館での指導風景
肥塚公民館での教室

 熊谷の肥塚公民館で季節に合わせ、折り紙ひな人形教室の先生をしていました。受講者は30名程。各テーブルを回りながら指導する田口さんは器用な指先で指導し、とてもいきいきとした表情で、折り紙を楽しんでいるのが伝わってきました。



田口さんの作品 ひな人形
紙一枚から広がる楽しみ
 
 折り紙は一枚の紙から様々な形を作りあげることを楽しむ遊びです。その通りに、禿(かむろ)や花魁(おいらん)の人形等を見事に作り出します。田口さんは、「折り紙からは何でも作りだせるし、指先の運動にもなる。」と話してくださいました。また、「これからは大きな人形を作ってみたい」と目標も掲げて下さいました。




皆さんへのメッセージ
 
 田口さんは週1回都内の折り紙教室に通い、他にも山野草の会、民謡の歌、踊りを習っており、とても活動的です。
 12月で87歳になる田口さんから皆さんへのメッセージは
「のんびり、くよくよしないで、誰とでも話をし、明るく生きる。」です。
 人生の先輩からのメッセージは強く心に響くものです。皆さんもメッセージのような生活を心がけてはいかがでしょうか。



取材日:2006年3月2日/取材記者:みいちゃん


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