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今回の知恵 熊谷人物伝

第50回 関口 せつさん(せきぐちせつ) 2008年7月11日更新


くまがやねっと 人物伝 関口せつさん
関口せつさん
プロフィール
 今回ご紹介するのは、熊谷の音楽教育の礎を築いた関口せつさんです。関口さんは小中学校在職中に児童生徒と合唱コンクールに多数出場されました。関東、東日本大会 最優秀賞1回、優秀賞多数。NHK、TBSの合唱コンクールには埼玉県代表として出場。全日本合唱コンクールでは、関東代表として全国大会に出場し、金賞2回、指揮者賞2回受賞等、輝かしい成績を残されています。現在は、コールフロイデ、合唱団「すずらん」「こだま」、ひまわり童謡クラブ(県いきがい大学30期)の指導をしています。また、埼玉県合唱教育研究会顧問。熊谷市音楽連絡協議会副会長等を務められています。


くまがやねっと 人物伝 関口せつさん
昭和63年度 こども音楽コンクール
東日本優秀賞演奏発表会 最優秀賞受賞
教師になった理由
 関口さんは、子供の頃に「ピアノをやりたい」とお父さんに頼みました。しかし、お父さんは「ピアノなんてしゃらくせぇ(生意気)」とやらせてくれませんでした。その時、「学校でピアノをひく先生の姿が思い浮かび、学校の先生になるしかない」と思いました。高校、大学とそれほど専門的ではないそうですが、ピアノの指導を受けられました。それから教師になり、長い音楽教師人生が始まりました。

くまがやねっと 人物伝 関口せつさん
第48回全日本合唱コンクール
授賞式にてVサインをする関口先生
馬鹿にされるのが悔しいから
 合唱コンクールに一生懸命になったのには理由がありました。
関口先生が勤めていた学校では、文化部は運動部より下と見られており、それが悔しくて、見返したいという想いがあったのです。「先生や生徒に馬鹿にされないように、部員達と頑張っていい賞をとるんだ!」と努力しました。3年かかりましたが銅賞を受賞すると、先生も生徒も態度が変わりました。

ポリシー
 教師生活で生まれた関口さんのポリシーは『初志貫徹』です。
「現役時代を振り返り、伸びた子供達に共通していたことは、初志貫徹ができるかどうかでした。安易に途中で妥協すると必ず悔いが残ります。自分が決めたものは簡単に諦めず、どんなに時間をかけても初心を貫くことが大事。これが私の教師生活で得た大きなことです。」と話されました。

くまがやねっと 人物伝 関口せつさん
平成7年度 彩の国青少年表彰式
これからの目標を伺いました
 「これからの目標は3つあります。
1つ目は、熊谷出身の演奏家の音を、市民の方々に聞かせて音楽の底辺を広げること。
2つ目は、来年、県の合唱祭があるので、それに出場すること。
3つめは、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聞きに行くこと。」と71歳の関口さんは、パワフルにお話されました。



取材日:2008年6月2日/取材記者:みいちゃん
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