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熊谷人物伝

第80回　山下Ｔｏｐｏ洋平さん
　　　　　（やましたTopoようへい）

2009年10月14日更新

山下Topo洋平さん

プロフィール
　今回はケーナ＆サンポｰニャ奏者の山下Topo洋平さんをご紹介します。山下さんは熊谷市出身の歌手・森圭一郎さんとの親交も厚く一緒にライブをすることもあります。2009年11月14日（土）には、熊谷のホシカワカフェにてライブをすることが決定しました。そんな山下さんとケーナとの出会いは16才の時でした。19歳でフォルクローレグループ『グルーポ・カンタティ』のメンバーとしてプロ活動をはじめ、現在は国内を中心にソロ活動をしています。昨年秋に初ソロアルバム『One day One life』をリリースしました。また、ケーナ、サンポーニャの故郷、南米ボリビアにも度々訪れ、コンサートやテレビ、ラジオにも出演しています。

ケーナとサンポーニャ

ケーナ・サンポｰニャを始めたきっかけは？
　音楽好きな家庭で育った山下さんは、子供の頃からクラシックやジャズ・民族音楽など、あらゆるジャンルの音楽をＣＤやテープで聴いていました。小学生の頃、バイオリンを始めて以来、色々な楽器にチャレンジしたけれど、どれも長続きしませんでした。それでも音楽が好きだったので、高校生の頃、「今度はケーナでもやってみようかな」と思いついて始めたのがきっかけです。
　そこからケーナにのめり込むようになり、あれよあれよという間にプロになってしまいました。
　ところで、ケーナ・サンポｰニャってどういう楽器？と思われている方いませんか？南米のアンデス山脈一体に伝わる民族楽器で、竹の縦笛がケーナ。葦を束ねた笛がサンポーニャです。

演奏風景

熊谷でコンサート開催
　2009年11月14日（土）に熊谷のホシカワカフェにてライブをすることが決定しました。
場所：ホシカワカフェ（埼玉県熊谷市星川1-77）
時間：17:00open、17:30start、\2500（1drink付）
予約・お問合せ：090-4386-2627(金子）
メンバー：山下Ｔｏｐｏ洋平（ケーナ、サンポーニャ）
　　　　　　松宮幹彦（ウクレレ、ギター）、渡邉賢一（ギター）
　「カフェという親密な空間で、コンサートホールでは考えられないほど間近で演奏を聴いてもらおうと思っています。もちろんマイクを使わず生音。迫力の演奏を楽しんでいただけると思います。ウクレレとギターとのトリオという珍しい編成で、僕のオリジナルはもちろん、ジャズ、ポップス、ボサノヴァなど、僕たちなりに料理してお届けします。」と山下さんは意気込みをお話されました。

演奏風景

ケーナ・サンポｰニャの魅力とこれからの目標
　「楽器の魅力はやはり音色。そして楽器の持つ表現力です。この楽器は、もはや僕の身体の一部なので、まさに僕の声であり、歌なんです。僕の意思をそのまま伝えてくれる懐の深さが、この楽器の魅力ですね。
　今後は、僕のオリジナルの音楽をよりたくさん作っていくとともに、一人でも多くの方にこの音を届けたいと思っています。今年からツアーも始めるので、お近くの方は是非ライブに足を運んでいただきたいです。僕の音楽にはありのまま僕の生きている世界が表現されているので、そこに共感してもらえたら嬉しいです。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（山下さん）

取材日：2009年9月1日／取材記者：みいちゃん

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