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熊谷人物伝 |
| 第91回 宇野 元英さん (うのもとひで) |
2010年4月16日更新 |
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プロフィール
今回ご紹介するのは、熊谷地元ミュージシャンで、音楽系フリーペーパー『ハロ〜♪』を編集・発行している宇野元英さんです。宇野さんは、幼少のころから音楽に携わり、2001年ロックバンド「マスラヲコミッショナー」のベース担当としてCDデビュー、その数年後に起こったインディーズバンド・ブームのパイオニアとして活躍されました。しかし、2007年12月、突然の解散。
それを機に、宇野さんは「自分たち自身の力で何か出来ないか？」と考え、様々な活動を始めました。新バンド『NANISAMA?』の結成、多数アーティストとのコラボ、共著本『無印本命』の出版、ラジオのパーソナリティー等。
そして、今回取り上げます 熊谷発 音楽系 無料情報誌
『ハロ〜♪』の発行。 現在、熊谷の若者が集まるスポットを中心に、２３店舗のお店に設置。
その広がりは次第に大きくなり、今、反響を呼んでいます。 |
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熊谷発 音楽系 無料情報誌『ハロ〜♪』とは
２００９年８月６日創刊。埼玉県熊谷市出身のミュージシャン兼作家・宇野元英さんがミュージシャン達を集め、それぞれ記事を持ち寄り、１冊にまとめたものが『ハロ〜♪』です。従来のフリーペーパー・タウン誌と比べ、より文章をメインにしたつくりで、無料配布の「雑誌」といった感じです。 また、その内容もユニークなものが多いというのが大きな特徴です。 |
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音楽好きでない方でも楽しめる『ハロ〜♪』
音楽好きな方はもちろん、音楽好きではない方にもお勧めします。それは『ハロ〜♪』が仕掛ける企画の面白さにあります。「自分で考えた料理を実際にお店に置いてもらおう！」や、「写真をヒントに集まろう！」、「うどん屋さんの全メニューを食べ尽くそう！」といった具合です。
とにかく面白いことがしたい！と語る宇野さんの思いが形となったものが『ハロ〜♪』です。 |
最後に宇野さんから一言
僕は、ミュージシャンです。その昔、約１５枚のCDをリリースし、そこそこ売れ、それで御飯を食べさせてもらっていた時期もありました。しかし今は、音楽による収入は、ほぼ「￥０」です。そこで、自らメディアになってやろうと、音楽系フリーペーパーを発行しました。それが、『ハロ〜♪』です。１０００部発行(今現在)、もちろん「￥０」です。
原稿を集めたり、レイアウトの指示をしたり、広告を集めたり、設置したりと大変なことも多いですが、それより何より強く「やりがい」を感じています。その理由は、『ハロ〜♪』を通して、良いミュージシャンを皆様にご紹介できるからです。ここまで来ると、「おまえ自身も、ミュージシャンじゃないのか？」と言われてしまいそうですが、言い切ります。はい、「ミュージシャン」です。
と、言うよりも、当たり前ですが、「宇野元英」です(笑)
「宇野元英」という一人の人間が、音楽を愛し、フリーペーパーを作り、本も書き、ラジオでしゃべっている。朝起きて、歯を磨き、顔を洗い、・・・というのと同じです。 「宇野元英」という肉体を借りて、とにかく面白いことがしたいだけなのです。
■NANISAMA?ホームページ ■ハロ〜♪ホームページ |
| 取材日：2010年3月25日／取材記者：みいちゃん |
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