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今回の知恵 熊谷人物伝

第135回
 狂言師 上田圭輔さん(うえだけいすけ)
2012年5月22日更新


熊谷人物伝
『棒縛』の次郎冠者を演じる上田圭輔さん。
<プロフィール>
 1986年 熊谷市(旧妻沼町)生まれ。
 妻沼小学校・妻沼東中学校・熊谷西高校を経て、二松学舎大学に入学。同大学の『狂言研究会』でのクラブ活動を通して狂言の世界に興味を持ち、大学卒業後、顧問であった大藏吉次郎先生に師事。
 プロを目指して内弟子見習いの修行を始める。
 2011年11月8日、熊谷市・熊谷市教育委員会の御後援をいただき、聖天山歓喜院金剛殿で開催された『KANJIN狂言』で『棒縛』の次郎冠者(シテ)を演じました。


熊谷人物伝
狂言研究会のメンバーと共に(2009年 春)
<狂言との出会い>
 上田さんは、高校時代の部活動や熊谷市妻沼の『劇団Q』で現代劇に親しんでいましたが、大学入学後、それまで触れることのなかった古典芸能の存在を知り、『狂言研究会』に入部しました。
 その研究会で現在の師である大藏吉次郎先生に出会い、クラブ活動だけではなく、授業やゼミナールで先生のお人柄と伝統を伝えようとする姿、そして何より先生が舞台に立つ姿に憧れ、上田さんもプロの狂言方になりたいと思い志願しました。
 「見習いとして稽古を始めて下さった先生の存在なくして現在の私は有り得ないのですが、私が古典芸能に興味を抱くに至るまでの感性を育ててくれたのは、聖天様を中心とした豊かな文化の輪の中で出会ったたくさんの方々の言葉や想いでした。」と感謝の気持ちを話されました。

熊谷人物伝
酒を盗み飲みしていた太郎冠者と次郎冠者。
主人が後ろに居ることを知らずに大笑い。
<狂言の魅力とは?>
 「狂言は室町時代に大成し現在に伝わる日本最古の喜劇で、能が謡と囃子を伴奏に舞う歌舞劇であるのに対して、狂言は当時の話し言葉でストーリーが展開するせりふ劇です。また登場人物に悪者が一人もいないのが最大の魅力です。
 街道を行き交う商人や諸国を行脚する出家、威厳タップリの大名、果ては人を喰らおうとする鬼までも何かしらの失敗をしてクスッと笑わせてくれる、人の世の本質を描いた親しみのある劇です。」と上田さんは狂言の魅力を語ってくれました。

熊谷人物伝
11月8日『KANJIN狂言』、
最後はお客様と一緒に大笑い。
<今後の目標>
 「今は先生の教えを忠実に守り、一つ一つのお芸事を身につけていきたいです。昨年11月の『KANJIN狂言』では、聖天山歓喜院院主様を始め、妻沼行政センターや劇団Qのみなさまに舞台の準備から当日の運営まで御尽力をいただき開催が叶いました。また、ご来場下さったみなさまからは大きな笑いと温かい拍手で今後の狂言修行への後押しをいただきました。これからも2回・3回と回を重ねていけるように、芸道に精進して参ります。そして、ゆくゆくは妻沼の地に子どもからご年配の方まで親しんで頂けるような狂言教室を開き、狂言の笑いで人と人を繋いでいきたいと思います。」                           (上田圭輔さん)

熊谷人物伝
パンフレット表面 ・ パンフレット裏面
<今後の出演スケジュール>
・5月27日(日)  『第13回 吉次郎狂言会』
・6月2日(土)   『光楽亭狂言』
・6月3日(日)   『第2回 妻沼聖天山奉納薪能』
 時 間 :午後6時開演/午後5時30分開場
 会 場 :妻沼聖天山御本殿前石舞台
 入場料:5,000円(全席自由)
      (チケット取扱 妻沼聖天山奉納薪能事務局 tel 048-588-1644)
 問合せ:妻沼聖天山奉納薪能事務局 tel 048-588-1644
      皐風会(こうふうかい)事務局 tel 03-6383-2262




取材日:2012年5月19日/取材記者:なべさん
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