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今回の知恵 熊谷人物伝

第137回
熊谷うちわ祭 平成24年 年番町 荒川区
大総代 岡本庄一郎さん
(おかもとしょういちろう)
2012年7月1日更新


<プロフィール>
 昭和17年 東京都台東区生まれ。
 昭和18年 疎開をきっかけに熊谷市へ移る。
 昭和40年 深川の木材問屋に6年間勤務。
 現在はオカモト建商株式会社の代表取締役。

<うちわ祭について>
 関東一の祇園祭と謳われる『熊谷うちわ祭』は八坂神社の例大祭で毎年7月20日・21日・22日に執行されます。
 熊谷の八坂神社は、京都にある八坂神社の末社にあたります。
 うちわ祭の3日間は、12台の山車・屋台が市内を練り歩き、疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛を祈願します。
 大総代はお祭りを仕切る最高責任者で、第壱本町区、第弐本町区、筑波区、銀座区、彌生町区、荒川区、鎌倉区、仲町区の8ヶ町が持ち回りで『年番』を受け持ち、『年番』の町内で大総代が選ばれます。


<荒川区、山車新調!>
 昨年まで使用していた屋台の老朽化から山車新調の検討を3年前に始め、年番区である本年、山車のお披露目となりました。
 「山車の新造にあたり、荒川区7自治会1500世帯に協力していただきました。地域のつながりが希薄なってきた昨今ですが、荒川区は地元の自治会・祇園会・頭衆など横の繋がりが強く、地域の活性化に繋げようと一丸となって動いてくれました。荒川区の皆さんの『うちわ祭』に対する思いの強さを再確認しました」と岡本さんは話されました。
 山車製作は石川県白山市『浅野太鼓楽器店』に依頼しました。
 『浅野太鼓楽器店』では以前から祭りで使われる太鼓や大型の台の製作を手掛けてきましたが『山車』の製作は初めて。『第壱本町区』の山車を参考に、職人達の技の粋を極めた荘厳重厚な山車が出来上がりました。
<荒川区山車竣功奉告祭 >
 2012年6月17日(日)、荒川区山車庫前において『山車竣功奉告祭』が、八坂神社・栗原宮司により厳粛のなか、滞りなく執り行われました。
 新山車の絢爛豪華な仕上がりを見た荒川区の皆さんは、「素晴らしい出来栄え。うちわ祭で新山車の巡行祭を見るのが楽しみ」と話されました。
 『お囃子』が披露されると会場は、より一層盛り上がりました。
 午後からは荒川区町内、7自治会の皆様に新山車お披露目巡行が行われ、多くの皆さんが新山車を一目見ようと集まりました。
 
荒川区山車庫前には新山車を見ようと沢山の人が集まりました。


山車のいたる所に施された細工に職人の技が光ります。

『大国主命』(おおくにぬしのみこと)

 
山車の背面。
『双龍』の見送り幕が素晴らしい。

<今年のみどころ>
 「荒川区の山車新調を祝い、巡行祭に『籠原本町』の屋台が初めて参加することです。曳き手・お囃子方・祭事、総勢約100名と共にうちわ祭でその勇姿を見ることができます。
 また、コミュニティー広場では東北支援『気仙沼物産展』・『熊谷物産展』を開催。東日本大震災で被災された方々に熊谷の熱き思いを届けたいと思います。
 特設ステージでは参加企業が『日本一暑い熊谷』でECOとCoolに挑戦!していただけるイベントを企画しています。皆様、是非チャレンジしてください」と岡本さん。

<うちわ祭日程>
 山車・屋台の運行や年番送りなどは例年通り(変更の可能性あり)。露店は20日は出店せず、21日・22日のみ出店します。

 ・詳しくは『関東一の祇園 熊谷うちわ祭』公式HPよりご覧ください。
 ・『うちわ祭』期間中の交通規制略図をご覧になれます。


<うちわ祭に向けて>
 「暑いことで有名な熊谷市ですが、うちわ祭を通じて皆様との新たな出会いを求めています。『遵故日新』(じゅんこにっしん)、熊谷の『気温の暑さ』『おもてなしの篤さ』『熱意の熱さ』、この3つの『あつさ』を感じてほしいと思います。是非『熊谷うちわ祭』においでください。」(岡本庄一郎さん)

<2011年うちわ祭の様子>

   

  




取材日:2012年6月1日/取材記者:なべさん
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