くまがやねっとは、埼玉県熊谷市近隣の情報をお届けする非営利のコミュニティサイトです。
みんなのコミュニティサイト「くまがやねっと」へようこそ!
HOME>光のおはなし →お気に入りに登録する →お友達に紹介する


くまがやねっと
くまがやねっと 光のおはなし
2009年4月21日更新 →バックナンバー
今回のテーマ 和の光


和の中のステンドグラス
 こんにちはステンドグラス工房シリウスです。前回はガラスの話をしました。その中で、何千という種類のガラスがあり、そのほとんどがアメリカ・
ドイツ・フランスなどの外国で作られている事にふれました。
 しかし、我々日本人はガラスが外国産であるにも関わらす、絶えず日本人らしい、行灯、屏風、和風小物など、外国には無いものを、作品のカテゴリーに追加しました。
くまがやねっと 光のおはなし
和紙のようなガラス
 上の写真のガラスはアメリカのヤカゲニー社のステップルという種類のガラスです。まるで和紙の質感のような日本人好みのガラスです。日本をシェアに入れたガラスメーカーの戦略と思えるほど、和風の作品を表現するのに適しています。



くまがやねっと 光のおはなし
丸い行灯

くまがやねっと 光のおはなし
うめのたて
 和を生み出す洋のガラス。ステンドグラスは和の中にも浸透し、現在、焼き物の壺をベース(スタンド)にしたランプや、ステンドグラスをはめ込んだ障子なども見受けられます。日本人は昔から外来品を何でも日本風に作り変える天才でした。そしてこんな風に新しいものを生み出してきたのです。


4月の課題
 4月の課題は「こいのぼりの壁掛け」です。
前年の「金太郎の壁掛け」に続く、こどもの日第2弾といったところです。
「こいのぼり」というと、色とりどりで細かい模様が特徴なのですが、今回はあえて影絵のようなシンプルなものにしてみました。そのため皆様に風の流れをより感じていただけると思います。又、ガラスの素材の良さもよく分かります。
 「こいのぼり」は中国の「登竜門」の伝説から出来たもので、
「鯉が滝を登っていつか龍になる」という事から、子供の出世を天に願い、又男の子が出来たと天に伝える為のものだったそうです。
くまがやねっと 光のおはなし
こいのぼりの壁掛け

 歴史は思ったより浅く江戸時代中期、その頃は紙に鯉を書いたもので
今の形のこいのぼりは大正時代に入ってからだそうです。




取材記者:シリウス


→バックナンバー

HOME Pageの上へ↑

みんなのコミュニティサイト「くまがやねっと」
Copyright© くまがやねっと. All rights reserved. サイトマップ お問い合せ くまがやねっととは?
運営会社: スマイルアート大和屋