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徒然歌人日記 原田勇雅
2007年8月19日更新 →バックナンバー
今回のテーマ 声という楽器


はじめまして!
原田勇雅 徒然歌人日記  くまがやねっとを御覧の皆様、初めまして。バリトンの原田勇雅(ハラダユウヤ)です。
4月にくまがや館開設二周年記念ということで、コンサートをさせて頂いたご縁から、このたび、<徒然歌人日記(つれづれうたびとにっき)>という連載を仰せつかりました。
 僕は熊谷で生まれ育った熊谷っ子です。まだまだ未熟なところもたくさんある歌い手の卵ですが、音楽(特に声楽)の楽しさや、皆様がクラシックのコンサートに興味を持って頂けるような内容にできたら、と思っています。あまり肩の凝らないものにしたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。(…と言いつつも、今回は初回ということでちょっと固い文になってしまいました。お付き合い頂けたら幸いです。)



人の声の種類
 さてさて、さっそく本題に入りましょう。
 世の中には様々な楽器がありますが、人間の声を楽器として扱うとき(=歌うとき)、その音色や音域によって、次のように分けられます。
原田勇雅 徒然歌人日記
原田勇雅 徒然歌人日記 …もちろんこれらは大まかな分け方で、その人ごとの個性によって変化します。たとえば、同じソプラノでも、高音をコロコロと転がすような声の人もいれば、深い響きを持ったソプラノの人もいるのです。喉の基本的なつくりはどの人も大体同じですが、指に指紋があるように、声にも声紋というものがあり、誰一人として、同じ声の人はいないのです。誰もが、無限の可能性を持った楽器を持っているのです。これはなんだか嬉しいですね。



 人が自分の気持ちを相手に伝えるための、もっとも原始的な手段のひとつはきっと「声」であったことでしょう。そして「声」は、理性を通じて「言葉」を伝えます。つまり、声とは人と人とのコミュニケーションをとりもって、理性と感性の両方にもっとも強く語りかける音であると考えることができます。
 「歌」はその声を音楽(曲)にしています。歌には様々な歌詞があり、リズムやメロディーがあります。コンサートにおいては、作曲(詩)家と歌い手、そして聴いて下さる皆様の様々な想いが調和して、そこに歌のある空間ができるのです。
原田勇雅 徒然歌人日記  たとえば、『夏の思い出』(江間章子・詩、中田喜直・曲)という曲で、
 夏がくれば思い出す  はるかな尾瀬

 遠い空

という出だしの部分を聴いたとき、ある人は尾瀬の清々しい情景を思い浮かべ、ある人は自身の夏の思い出を回顧し、またある人は詩人の心に思いを寄せる。あるいは純粋に音楽や声に感じいる人もいるでしょう。楽しみ方は自由です。
 「良い声」や「良い歌」、「良い曲」というのは、ただ体裁が整っているというだけではなく、きっとそうした人の心にストレートに届いて、聴いている人とその空間を共有・共感できるものだと思います。そういう歌い手を目指したいと思います。



次回からは
原田勇雅 徒然歌人日記  ありがとうございました。次回からは、実際の曲や音楽の話題を取り上げながら、進めていきたいと思います。お楽しみに。
ご感想やリクエストなどがございましたら、こちらまでお気軽にお寄せ下さい。



取材記者:原田勇雅


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