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くまがやねっと情報局
ボランティア
2004年12月1日更新 →バックナンバー
今回のテーマ 改めて問いなおす、ノーマライゼーション
2004交通アクセスin熊谷

交通アクセスってなんでしょう?
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私たちは、「障害のある人もない人も街で一緒に生きてゆく」上での重要なカギとして、「交通アクセス」につい て考えています。
ひとつは、「障害のある人も含めて誰もが快適に移動できるようにする」という面での「交通アクセス」です。 ふたつめは、「障害のある人やない人も含め、生活や職業や年齢などさまざまに異なる人々が、互いに交わり・通い合う場としての交通を、大事にしていく」という面からの「交通アクセス」です。
 いま、物理的なバリアは徐々に解消される方向に向かっているとしても、先に述べたラッシュアワーの状況に象徴されるような人間的なバリアーはたえず生み出されています。駅員さんや他の乗客とのすれちがいもよくありますし、もちろんそれをきっかけとした出会いもあります。私たちは、電車やバスでのそんなすれちがいを含む日常の出来事をみつめ直しながら、異なる立場の人間同士がどうやって一緒に生きてゆくのかを考えていきたいと思います。
1990年の最初の車椅子デモに参加した仲間が、埼玉でも全国統一行動に連帯しようと呼びかけ、1991年の12月に埼玉県交通アクセス統一行動の第一回の取り組みを浦和駅から大宮駅を中心におこないました。

〜交通アクセス埼玉実行委員会〜

熊谷散策日誌
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10月9日午後から夜にかけて埼玉県内は風雨が強かった。翌日の交通アクセスはどうなるやらと思っていたら明けて台風一過、青空といかないまでも曇天、ホッと胸をなで下ろすところへ、埼玉障害者市民ネットワークや(社)埼玉自立生活協会の関係団体、また行政や地元の呼びかけに応じて集まって下さった人達、約120人が熊谷駅南口で続々と受け付け。10班に分かれ、5つのコースをそれぞれ12時に辿り始める。
 熊谷市は『彩の国まごころ国体』の開催があり、バリアフリーやユニバーサルデザインを意識した街づくりが進められているとあって、熊谷の街並みを愉しみながら、星川通りや17号沿いのコースを点検しつつ進む。
 行程2時間半、途中で昼食を挟むとあって、どこで食べるかがカギ。八木橋百貨店では幾つかの班が鉢合わせ。近くの熊谷寺を参拝し、出家した直実さんの像にお会いできたのは幸運だった。散策後は荒川公民館で集会。マイクを向けられた参加者が「運動から人と繋がる活動に変わってきた」とコメント。4時過ぎ全日程を終えて参加者は各地へ帰る。
 筆者は渡れない交差点・至る所ほじくり返す道路工事・上熊谷駅付近踏切越えの道路の悪さと恐怖で、へとへとだった。悔いは筆者が熊谷通ではなく、地元の魅力を言い得なかったこと。わが班の方々ごめんなさい…。

取材日:2004年10月10日/取材記者:久保田


共に生きる社会をめざして
NPO法人自立生活センター遊TOピア

住所 熊谷市中央1-14
電話番号 048-526-6760


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