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くまがやねっと情報局
ボランティア
2008年5月22日更新 →バックナンバー
今回のテーマ 劇団 シナトラ

団体紹介
くまがやねっと ボランティア 劇団シナトラ
おかだたかし さん
 劇団シナトラは12年前1995年から岡田貴史さんを中心に活動していて、現在、約15名の劇団員がいる。
 来年4月に『さくらめいと』でレジナルド・ローズ『十二人の怒れる男』をプロデュ−ス公演する(※2008年4月に公演されました)。この演目に決めたのは、「男だけでの芝居を一度やってみたかった、最近の男は怒らないので怒りの芝居を、裁判劇(陪審員の審議)でひとり一人の登場人物の人生が浮き彫りになる面白さ、そしていよいよ日本でも裁判員制度が始まるタイミングに合わせて」とのこと。


お稽古
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坊主セブン
 稽古はゲームや体操から始まる。8月に4名でお邪魔したときに稽古の最初に行われ、私たちも参加した『坊主セブン』というゲームでは、まず、皆で輪になり、合掌して立つ。番号をいいながら、あるポーズをする。順番にやっていって、7またはその倍数の所では、ポーズでなく「坊主」といって合掌する。すると、今度は逆方向に回る。順番を意識することと、どんなポーズをとるか、両方考えるのがとても難しい。まさに頭の体操。「身体で覚え・考える」演劇の、まさにウォ−ミング・アップである。


真剣勝負
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男たちの真剣勝負
 シナトラは、提携している足利市の劇団らんの演出家・山田尚史さんからアドバイスを受けている。4月から毎週土曜か日曜に稽古を積み重ね、皆さんの台本コピーは、マーカーでびっしり色分けされ、本読みしていく。『そんなに怒るところだろうか』、『そこの沈黙はどうしてか考えなくては』、『語尾を伸ばさないで台詞っぽくしないよう』、と山田さんの的確な指摘に、団員の皆さんは少しずつ場面の理解を深め、表現を変えて、場面は更にリアルになっていく。
演劇というのは、無味乾燥な台本という文字の羅列から、それぞれの想像力を駆使して、協働で共有空間をつくっていく真剣勝負。これが面白くないはずはない。こんな筆者の気持ちを見透かして、岡田さんは「どうです、やってみませんか」とおっしゃる。気持が動くこと甚だしい。




NPOくまがや発行 まちづくりす人熊谷2007より抜粋
取材日:2007年8月26日、9月22日
取材記者:矢澤・鳥山・佐伯(立正大)・出浦(NPOくまがや)

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