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2013年11月21日更新 →バックナンバー
今回のテーマ

特定非営利活動法人
澁澤榮一翁遺徳顕彰会

郷土の偉人の功績を世に広める
特定非営利活動法人 澁澤榮一翁遺徳顕彰会
吉岡副代表理事から
お話を伺う吉村さん		 　「澁澤榮一翁遺徳顕彰会」（久保田一雄代表理事）は、平成25年1月にNPO法人化しました。
　同法人は、郷土の偉人である渋沢栄一翁の功績を地元は元より広く世に周知するとともに、深谷市の観光・地域活性化の礎として、生家を始めとする渋沢栄一翁に係る多くの有形無形の資産活用を図ることを目的に活動をしています。
　この日は、渋沢栄一記念館を訪ねて、吉岡信彦副代表理事からお話を伺いました。


質問できる子は、伸びる
特定非営利活動法人 澁澤榮一翁遺徳顕彰会
英語塾の風景		 　同法人は、NPO法人になる以前の平成24年4月から青淵塾という塾を設置し、論語・そろばん・英語を、渋沢栄一記念館で教えています。
　吉岡副代表理事は、同塾の塾長をしています。塾は大変好評で、周辺小中学校の校長先生にも生徒募集案内を配布して頂いています。
　同塾でそろばんを始めた生徒には、珠算検定4級に合格した子も何人かいます。吉岡副代表理事は「卒業までには1級を取らせたいし、皆が算数を好きになって欲しいですね。」と意気込んでいました。


先人の知恵に学ぶ論語塾
特定非営利活動法人 澁澤榮一翁遺徳顕彰会
みんなの前で、英語で発表		 　論語塾は、生徒の数は少ないですが、小学生だけでなくご年配の方もいます。論語とは孔子とその弟子との問答などを集めたものです。論語はあまり知られていませんが、道徳を学ぶことができるので、興味が湧きました。
　英語塾は、埼玉工業大学の講師である木村レミさんとその友人のギルバートさんにお願いして開講しています。
　歌やゲームを中心にして、幼稚園児から小学生までが英語に触れて楽しむ機会として、実施しています。
　生徒は、全員が輪になって座り、前に出て英語を使って自己紹介をしていました。英語は、ノートに書いて、暗記するものだと思っていました。しかしここでは、英語を使ったレクレーションのように楽しそうに学んでいました。
　歌やゲームで英語を教えてくれる先生がいて、体で英語を感じていることから、小さな子どもでも英語を理解することが出来るのだと思いました。


親の姿勢は大きく子どもに影響する
特定非営利活動法人 澁澤榮一翁遺徳顕彰会
郷土の偉人　渋沢栄一翁		 　いじめをしている生徒やふざけている生徒には厳しく対応してしっかり指導するとおっしゃっており、教育に対する熱意を感じました。「勉強も大事だけど、最も大切な事は、周りの人に親切にする事で、手始めは、挨拶をする事、マナーを守る人になる事です。」と吉岡副代表理事は、おっしゃっていました。現役の先生や熱意がある先生方が居るため充実した環境が整っているのが分かりました。


NPO法人と地元とのつながり
特定非営利活動法人 澁澤榮一翁遺徳顕彰会
渋沢栄一資料館もあります		 　今回の取材で人や地域との繋がりを強く感じました。熱意がある先生や人脈の広さで青淵塾は成り立っているからです。
　同法人の理事の多くは、「青淵公園を綺麗にする会」としても活動されています。2人交代制で、毎日青淵公園のトイレ掃除や草むしりなどを行っているそうで、地元への愛を感じました。渋沢栄一翁の生家である中の家には、毎年1万人の人が訪れるそうです。多くの人が渋沢栄一翁を慕い、活動しているのも分かりました。このように地域のために活動し貢献している人を私も見習わなくてはならないと思いました。


所　在　地　：　〒366−0006　埼玉県深谷市血洗島98番地
Ｔ　Ｅ　Ｌ　 　：　048−587−4514

取材日 ： 2013年10月24日（木）
担当 ： 立正大学　　　　　　　　法学部1年　吉村拓也
　　　　　　　　　　　 北部地域振興センター　担当　A・K

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