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くまがやねっと 素敵な幼稚園・保育園
2012年8月2日更新 →バックナンバー
今回のテーマ 社会福祉法人なかよし愛育会
風渡野(ふっとの)保育園


今回は、さいたま市見沼区にある風渡野保育園を紹介します。
風渡野保育園は、今年4月に開園したばかりの新しい保育園です。


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外観

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伊藤 元子園長


<伊藤園長のモットー>
伊藤園長のモットーは、「園児達の丈夫な身体づくり」です。
「丈夫な体があるからこそ、社会に貢献できる大人になれる。」と
伊藤園長は考えています。
一定の温度に保たれた室内や、車での移動など、
最近では快適な環境が増えてきました。
ですが、あまり快適な環境に慣れてしまうと、
いざ病気になった時に耐えられる体力が身に付きません。
そこで、園内にいる間ははだしで過ごしたり、
午前中はとにかく外で遊んだり、少し遠い公園まで散歩をしたりと、
少しでも体を鍛えられるように工夫がなされています。
「丈夫な体づくり」という伊藤園長のモットーが感じられますね。


<はだし保育>
風渡野保育園では、園児達は基本的に『はだし』で過ごします。
園庭で遊ぶ時もはだしです。
はだしで生活することで、足の裏が鍛えられ、土踏まずが作られます。
また、園児達は草や土の感触やさまざまなことを足の裏で感じ、
たくさんのことを学んでいます。

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はだしで遊ぶ園児達


<散歩>
午前中はなるべく歩かせるという風渡野保育園。
一番近い公園まで、徒歩30〜40分かかりますが、
園児たちは平気で歩きます。
この散歩をするようになって、
園児達は自然と汗をかくようになってきました。
また、散歩をする時はきちんと整列して行くため、
誰かひとりが自分勝手をしてしまうと、なかなか散歩に出れません。
そこで風渡野保育園では、
「自分勝手なことをしていると、遊ぶ時間が減ってしまう。」
「みんなと遊べなくなる」といった社会生活の基本を教えています。
集団行動に慣れさせることで、
園児達はお互いに切磋琢磨しながら学んでいきます。
取材時は開園して数か月だった為、
園児達の成長が見られるのはこれからですが、
整列が早くできるようになってきたり、先生の話を聞くようになったり、
何より園児達の「やりたい!」という気持ちが
伝わってくるようになってきました。

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散歩から帰ってきた園児達


<裁縫>

年長になると『裁縫』を教わります。
最近では、裁縫をする機会も減ってきたので、
玉結びもできない大人が増えてきたと伊藤園長は言います。
園児達には、針の穴に糸を通すところから、
ちょっとした作品を作るところまで教えています。
針の穴に糸を通すことは集中を要しますが、まるで遊びのように、
簡単にできてしまう園児達に、先生方は驚かされることも多いようです。


「丈夫な身体になるように」と、
さまざまな取り組みをしている風渡野保育園。
近くの公園まで30分かけて歩いて行くことは大変なことです。
大人でも30分歩けない人は多いのではないでしょうか?
足腰を鍛えることは『身体づくり』の基本です。
伊藤園長の言う「社会に貢献できる大人」の基礎づくりですね。
風渡野保育園を巣立った園児達が、
病気知らずの丈夫な身体で社会に貢献していってほしいですね。

社会福祉法人なかよし愛育会 風渡野保育園
(協力:大和屋 株式会社


取材日:2012年7月23日/取材記者:おばらん


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