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くまがやねっと 素敵な幼稚園・保育園
2013年12月13日更新 →バックナンバー
今回のテーマ

社会福祉法人 駒木野保育園



今回は、東京都青梅市にある駒木野保育園をご紹介します。
今年4月に新しい園舎へ引っ越したばかりの保育園です。
素敵な幼稚園・保育園

<保育方針>
 ・ 思いやりのある子
 ・ のびのびと活動できる子
 ・ 協調性のある子
 ・ 人に迷惑をかけない子

<大自然>
 駒木野保育園の近くには多摩川が流れ、自然に囲まれた場所にあります。
 夏になると近くで野生のホタルを見るができ、ホタルのイベントに保育園で参加します。
 このような大自然に囲まれて、園児達はのびのびと過ごしています。

<新しい園舎>
 旧園舎は今と正反対の四角い形をしていました。
 新しい園舎を建てる際、「園児達が喜ぶような園舎にしたい。」という保育士達の想いから、この半円型のデザインが採用されたのです。
 青梅市内でも珍しい形の園舎なので、見学に来る保育関係者もいるそうです。
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エントランスホールは、吹抜けでとても解放感があります。
光が多く入るため、昼間は電気を点けなくても明るく暖かい場所です。
階段下にある絵本コーナーで絵本を読む園児がいたり、迎えにきた保護者達が床に座っておしゃべりをしたりと、みんなの『憩いの場』として活用されています。
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エントランスホール

 玄関を入ると一番に目に入るのが『厨房』です。
 『食育』に力を入れている駒木野保育園では、「一番目に入りやすい場所に『厨房』を作りたい。」というこだわりがあり、この位置に厨房を作ることを決めました。
 廊下に面した壁には大きな窓が取り付けられ、背の低い園児でも中がのぞけるようになっています。
 外遊びから帰ってきた園児達が、何を作っているのか気になって厨房を覗きに来る姿も良く見られるそうです。
 「園児達がもっと『食』に興味を持ってもらいたい」という坂本園長の想いが伝わってきます。
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厨房 

また、玄関には柱を森に見立てた木のオブジェや、木の床にこだわった室内、昔この地のシンボル的存在だった栢木をベンチに再活用するなど、木のぬくもりが至る所に感じられる園舎となっています。
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保育室内
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この地のシンボルだった栢木を
ベンチとして再活用
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柱を木に見立てたオブジェ

<ちびっこクッキング>
 月に1度、『ちびっこクッキング』というイベントを開催しています。
 これは、園児達自身が畑で育てた野菜を使って調理をして食べるというイベントです。
 調理を行うのは1歳児以上ですが、それぞれの年齢に合わせて、皆で料理をします。
 例えば、1〜2歳児は玉ねぎの皮むき、5〜6歳児は包丁を使って食材を切るといった具合です。
 このように、皆で何かを作るという行動は協調性を高めることに繋がります。
 また、自分達で作った食べものは愛着がわき、好き嫌いが少なくなったという園児も多くなりました。
 他にも、さんまを七輪で焼いたり、焼きいもを作ったり、最近の家庭ではやらなくなったようなことも積極的に取り入れ、園児達の『食』に対する関心を高めています。

 最近では簡単に食べものが手に入る環境になりました。
 普段食べているものにどんな食材が使われていて、どんな人が作っていて、どうやって作られているのかを知らないこどもは少なくありません。
 自分達で野菜を育て、皆で協力して調理することで、人や物を思いやる感謝の気持ちが育ちます。
 『食』を通して、たくさんのことを学んでいる駒木野保育園でした。

社会福祉法人 駒木野保育園
東京都青梅市駒木町2-46-1

 ・海外の幼稚園・保育園をご紹介する
  『素敵な保育園・幼稚園 海外版』もぜひご覧ください。

(協力:大和屋 株式会社


取材日:2013年10月7日/取材記者:おばらん


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