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浄瑠璃山薬樹院 長慶寺薬師堂(写真提供:新島章夫様)
2022年5月1日(日)~5月8日(日)まで、熊谷市妻沼の浄瑠璃山薬樹院長慶寺で、36年ぶりとなる秘仏本尊御開扉が執り行われました。
秘仏本尊の薬師如来は、東方にある浄土「浄瑠璃世界」の教主で、寅の方角(東北東)とは深いかかわりがあるといわれ、通称「寅薬師」とも呼ばれています。そのため薬師如来を祀るお寺では、12年に一度、寅年に御開扉を行う寺院も多いとされています。薬師如来は薬壺を持ち、病気やケガなどの悩みに寄り添ってくれる仏様です。
4月30日に秘仏御開扉法会、関係者参拝、大絵馬奉納が執り行われました。
大絵馬は、今年の干支「寅」にちなんで、薬師堂の中備の彫刻『竹に虎』の寅が描かれたものです。
◆5月1日(日) 一般参拝、お稚児練り供(10:30~)、全国の寅歳絵馬展
午後からはキッズダンス体験や屋台出店もあり、たくさんの方が参拝されました。
◆5月8日 一般参拝 、特別護摩祈祷、太鼓奉納、柴灯護摩火渡り体験、全国の寅歳絵馬展
柴灯護摩火渡りでは、伊勢国より大導師をお招きし、修験道最極秘法の柴灯護摩を修行しました。
一般の方による火渡り体験も行われ、健康長寿、無病息災を祈りました。
秘仏本尊御開扉の期間(5月1日~5月8日)、本殿で全国の寅歳絵馬の展示が行われました。
この絵馬展は、熊谷市の新島章夫さんが長年に渡り蒐集した絵馬の中から、寅年と十二支の絵馬が展示されました。
今回奉納された大絵馬をはじめ、寅の絵馬約110点、十二支揃いの絵馬(飛騨高山一刀彫、日光東照宮、宝積山光前寺、明治神宮、犬山善光寺)が並び、来場された皆さんは熱心に絵馬に見入っていました。
作成日:2022/05/17 取材記者:なべさん