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2024年7月20日 熊谷うちわ祭見どころ紹介

熊谷うちわ祭は、7月20日・21日・22日に執行されます。

熊谷うちわ祭は、熊谷市鎌倉町にある愛宕八坂神社の祭礼で、
毎年7月20日・21日・22日に執り行われ、疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛を祈願します。


熊谷うちわ祭りの起源は江戸中期の寛延三年(1750)で、地区ごと、各寺院ごとに行われた祭礼行事を熊谷いっせいの祭にしたいと願い出たのが始まりです。当初は神輿が町内ごとに巡幸する祭でしたが、明治24年(1891)に本町三・四(現在の第弐本町区)が東京神田から山車を購入したのをきっかけに、現在の山車祭りの形になりました。

■7月20日 神輿渡御(みこしとぎょ)


神輿渡御の様子。<左・中央> / 途上奉幣祭

山車・屋台にスポットがあたりがちな熊谷うちわ祭ですが、20日の朝に行われる神事、神輿渡御も見どころのひとつです。

午前6時00分、愛宕八坂神社(本宮)にうちわ祭り関係者が集まり「渡御発輿祭」が執り行われます。
発輿祭では、神社宮司による祝詞(のりと)の奏上、関係役員による玉串の奉奠を行った後、神輿が8ヵ町の東西南北4つの辻をまわり、「途上奉幣祭」を執り行い地域を清めます。


渡御復古の様子 / 行宮前 神輿の差し上げ / 渡御着輿祭

4つの辻を清めた後、市役所前通りから渡御復古の行列で行宮に。神輿をお祭り広場にある『行宮』(御仮屋)に神輿を安置し「着輿祭」を執り行い「神輿渡御」が終わります。

【神輿渡御予定】
・6:00  愛宕八坂神社にて「渡御発輿祭」
・6:40~9:40  東西南北4つの辻にて「渡御奉幣祭」
・9:40 市役所通りからお祭り広場に向け、神輿渡御の行列
・9:50 お祭り広場の行宮(御仮屋)に神輿を納める、「渡御着輿祭」
※時間はあくまで目安です。進行状況により異なることがありますので、ご了承ください。

■7月20日 初叩き合い(はつたたきあい)


熊谷うちわ祭初日の盛り上がりといえば、JR熊谷駅前で執り行われる「初叩き合い」です。



午後6時30分に星川通りに山車・屋台が集結し、纏を先頭に熊谷駅に向かって山車・屋台が移動します。
先頭は年番町区でロータリーを周り込むように2列に分かれて山車・屋台入場します。



山車・屋台が熊谷駅を背に一列に並ぶ12台の山車・屋台は壮観です!12台の山車・屋台が奏でるお囃子と勇壮な姿をお楽しみください。

【初叩き合い予定】
・18:30 星川通りより熊谷駅に向けて進行開始 
・19:00 JR熊谷駅前ロータリーに整列し初叩き合い
・19:20 筑波二丁目交差点前で6町ずつに分かれて叩き合い
・19:40 全町解散
※時間はあくまで目安です。進行状況により異なることがありますので、ご了承ください。

■ここに注目!

熊谷うちわ祭の見どころというと、12台の山車・屋台の曳っ合せ叩き合いや八坂神社の神事ですが、3日間の熊谷うちわ祭を通して、注目していただきたいのが、12台の山車・屋台の素早い曳き回しです。


梶方が乗る山車の運転席 / 後輪から伸びる銀色の棒がブレーキ棒です

熊谷うちわ祭で使用されている熊谷型山車の大きな特徴は三輪式台車です。
山車前方、下のほうに「梶方」が乗る運転席がありり、自転車のハンドルのように、舵を取ることができるのでカーブのある道での移動もスムーズです。また、後輪にはブレーキがついていて、車いすの方向転換と同じ要領で、曲がる方向の車輪を軸に回転できるので、大通りだけでなく町内の細い道でも通ることができます。
大型の四輪山車の車廻しの勇壮さとは違う、熊谷型山車ならではのスピード感溢れる曳き回しにご注目!!

■2024年7月20日 熊谷うちわ祭見どころ紹介のスポット写真

神輿渡御
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神輿渡御
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渡御着輿祭
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初叩き合い
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初叩き合い
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初叩き合い
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初叩き合い
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初叩き合い
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初叩き合い
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■2024年7月20日 熊谷うちわ祭見どころ紹介の詳細情報

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作成日:2024/07/12 取材記者:なべさん