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妻沼聖天山界隈

~2019年迄掲載 歴史 地域

追補編第1回 まちづくりを応援しよう!

道の駅めぬまアグリパークバラ園 熊谷市弥藤吾720

「妻沼聖天山界隈」の最終回を投稿(2月26日)した後に、妻沼地域のまちづくり活動を進めてきた「めぬまチャンネル(代表 須藤晃治氏)」のメンバーから、10年間の活動と成果を踏まえた、まちづくりの提案集を頂戴しました。
正式な名称は《「めぬま」における観光の要望について》
要望項目は大項目7。具体的小項目は39とボリュウームのある内容です。
内容は共感できるものであり、このシリーズも要望事項と同じ内容を、何度も取り上げてきました。
全国どこでも地域の活性化は、重要課題です。課題を解決するためにいろいろな取り組が行われていますが、成功の秘訣は、地域に住む住民が活動に参加しているかどうかにかかります。
シリーズを再開し、提案内容を順次取り上げていきますので、ご覧いただき、まちづくり活動の応援をお願いします。

トップの写真は、要望大項目の一つ「花の観光スポットとしての環境整備」に併せて、道の駅めぬまアグリパークバラ園の写真を掲載しました。

【要望事項「花の観光スポットとしての環境整備」全文】(PDF 107KB)はこちらからご覧ください。

■要望書提出のきっかけ

妻沼七夕まつりin聖天さま
(2017.6.30 町田氏撮影)

めぬまチャンネルは、10年前の平成20年(2009)にスタートしたまちづくり団体です。
設立のきっかけは、市町村合併前の平成17年(2005)3月に妻沼町(現熊谷市)が発表した「妻沼町中心市街地活性化基本計画」にあります。(妻沼聖天山界隈第6回「計画は生きている」(2011.6.4)を参照)
また、妻沼聖天山聖天堂の平成大修理が進んでいることから、街の活性化を市民自らが参加して、盛り上げようとの熱い思いで動き出しました。

井戸端会議スナップ
(2018.2.12町田氏撮影)

まちづくりや地域の活性化は継続した活動が欠かせません。
今、妻沼地域には新たな動きが出ています。めぬまチャンネルは、要望書の取りまとめと、関係機関等への提出後、解散しましたが、他の団体や個々の活動で引き継ぎ、更に新たなまちづくり団体の誕生を期待したいと、メンバーの一人は語っていました。

■要望書を関係機関、団体等に提出

熊谷市長へ要望書が手渡し
(写真左から大島県議・
めぬまチャンネルメンバー高際氏・
富岡熊谷市長・石川市議)されました。
(大島県議提供)

要望書は、5月17日に関係機関や団体等(妻沼聖天山・熊谷市・日本学生航空連盟・埼玉県・千代田町・群馬県)に提出されました。埼玉県議会議員大島和浩氏、熊谷市議会議員石川広己氏の同行されました。

■めぬまチャンネルのプロフィール

森圭一郎ライブin能護寺
(2016.6.12町田氏撮影)

めぬまチャンネル? あのテレビのチャンネルの意味?
めぬまチャンネルは、5つのチャンネルを持って活動するという意味です。
第1 妻沼聖天山、第2 商店街、第3 熊谷市、第4 オリジナル、第5 フィルムコミッション
地域資源の魅力を発掘し、新たな文化の創造や賑わいを創出しながら、歩いて楽しめる商店街づくりや映画・テレビドラマ等の撮影支援、そしてイベントのプロデュースやコーディネートを行ってきました。
妻沼地域づくりのリーダー的存在でした。


団体の活動経過や成果は、要望事項の紹介に併せて取り上げていきます。なお、団体の活動等の写真は、メンバー町田氏から提供していただきました。

■要望事項「花の観光スポットとしての環境整備」

能護寺のあじさい
(2016.6.14撮影)

「花の観光スポットとしての環境整備」には、要望事項5つが掲げられています。(全文PDFはこちらをご参照ください
ここでは、道の駅めぬまと能護寺を取り上げました。
薔薇の見ごろは、平年ですと5月中旬から下旬ですが、今年は1週間以上早く、最盛期を迎えています。

【道の駅めぬまのばら園】
5月6日、写真撮影に出向きました。要望事項にもありますように、駐車場は大混雑。駐車するのに時間がかかりました。
埼玉県北部にあって、農産物販売とバラ園は人気スポットになっています。
ピークシーズなどには臨時駐車場の確保は必要と思われます。
 
【能護寺のあじさい】
鎌倉の明月院か熊谷の能護寺か。あじさい寺で一気に人気が高まっています。能護寺は妻沼地域の古くから名刹です。郷土の画人の作品も多く収蔵し、何度も訪れた寺の一つです。(妻沼聖天山界隈第21回「能護寺と太田村の画家たち」を参照)
やはり、あじさいのピークシーズンは、トイレや駐車場が不足しているとの声が上がっています。

■編集後記

《「めぬま」における観光の要望について》は、要望事項39項目にわたる広範囲な内容であり、要望書提出先も6カ所でした。それ以外にも要望事項に関わる熊谷市観光協会、くまがや市商工会妻沼支所などの団体があります。
早速内容の確認と熊谷市や埼玉県が進めている計画、事業の調査を行いました。
現実に妻沼聖天山とその周辺地域の計画と事業はいくつもあります。
今回の要望事項が、一つ一つ実現化に向かうためには、複雑に絡み合う計画や事業を整理する必要があると痛感しました。

■第1回まちづくりを応援しよう!詳細情報

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第6回「計画は生きている」(2011年6月4日掲載)
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第21回「能護寺と太田村の画家たち」(2012年12月14日掲載)
施設案内 ●道の駅めぬま
熊谷市HP(トップページ ≫ 施設案内・くらし ≫ 道の駅めぬま)で紹介されています。参照してください。
●道の駅めぬま
くまがやねっと 熊谷観光マップ掲載
●能護寺
くまがやねっと 熊谷観光マップ掲載
要望内容に関する
問い合わせ先
問い合わせ窓口 高際 康司
電話番号 090-8313-9520
〒360-0201 埼玉県熊谷市妻沼1380-5 にお願いします。

作成日:2018/05/24 取材記者:m.hemmi