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天然木のコラム

趣味 暮らし ~2023年迄掲載

木の基礎知識について

第2回は「木の基礎知識」をご紹介。
木の柔らかさや木目など「知っているようで実は知らなかった」かも?というお話。
ぜひ、ご覧ください。

■木の種類と特徴

木の種類は大きく「針葉樹」と「広葉樹」の2つに分類されています。
針葉樹は、針のような形の葉をつける木で、杉やヒノキ、パインウッド(松)などが代表的です。
広葉樹は、平らで開いた葉をつける木で、家具などにも多く使われているオーク(楢や樫)、バーチ(樺)、ウォルナッド(胡桃)などが代表的です。
「針葉樹」「広葉樹」ともに特徴がありますので、ここでご紹介します。

【針葉樹】
針葉樹は英語で「ソフトウッド」といい、やわらかく温かみのあるものが多くみられます。
床材などで例えると「素朴」で「ナチュラル」な雰囲気になります。
「木ならではのぬくもり」を感じることができるのが針葉樹最大の特徴ですが、やわらかい木ですのでキズがつきやすいという注意点もあります。

【広葉樹】
広葉樹は英語で「ハードウッド」と呼ばれ、硬くて重量感のある木が多いです。
節がある商品はラフでワイルドな仕上がり、節がない商品はモダンでクリーンな仕上がりになります。
木の種類が多く、選択肢が多いのも特徴の一つです。針葉樹に比べて硬さもありますので、キズがつきにくいです。
硬くて重量感のある広葉樹ですが例外もあります。工作などでよく使う「バルサ」材、軽くて柔らかい木ですが実は広葉樹なのです。

■木には赤身と白太、源平がある?

木には「赤身」と「白太」、そして「源平」という部分があります。
杉の丸太を見ると分かりやすいのですが、木の芯に近い赤い色をした部分が「赤身」(心材)です。
赤身の周辺の白っぽい部分が「白太」(辺材)になります。
では、「源平」はどの部分になるのでしょうか。丸太の写真で区別がつくのは、「赤身」と「白太」の部分だけですね。
実は、赤身と白太が混在している部分を使用した建材を「源平」と呼びます。これは、「源平合戦」で源氏が白旗・平氏が赤旗を掲げていたことに由来しています。

木の「赤身」と「白太」は色が違うだけではなく、それぞれに特徴や役割があるのですが、詳しいお話は大和屋株式会社建材部HPのコラムに掲載中です。

>> 続きは、大和屋株式会社HPからどうぞ <<

■木の基礎知識についてのスポット写真

針葉樹のフローリング
木のぬくもりを感じられますね。
杉(針葉樹)の赤身建材
節ありオークはラフでワイルドなイメージ
赤身と白太が混在した「源平」の部分

■木の基礎知識についての詳細情報

協力 大和屋株式会社 建材部ホームページはこちらからどうぞ

作成日:2020/11/19 取材記者:大和屋株式会社建材部 ちいさんぽ