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アグリン館での特産品の一例です
特定非営利活動法人寄居町農業活性化協議会は平成25年3月に発足し、寄居町の農業活性化、地域活性化を目的とし、寄居町の農家の方々と協力して活動しています。今回、私たちが訪れた活動拠点である寄居町施設里野駅アグリン館は、寄居町の農産物を加工して作ったジュースやジャム、ジェラートの販売や県内産のうどんなどが食べられ、まるで素敵な落ち着きのあるカフェのようでした。
アグリン館では、ハーブの一種であるエキナセアや、はちみつ、味噌など寄居町のさまざまな名産品を使用した商品を購入することができます。町の物をできるだけ使用することで、農業の活性化を図っています。また、ジャムやジュースは旬の素材を使用しており、その季節で一番おいしい物を楽しむことができます。
今回の取材で、寄居町のみかんをふんだんに使用したみかんジュースを試飲させて頂きましたが、無添加・手作り・ストレート果汁100%ということで、とても美味しかったです。
ホールの外壁には、ドイツ人のアーティスト2名が手掛けたグリム童話の白雪姫を題材にしたフレスコ画が描かれています。また、寄居町が北限のみかん産地として知られているため、みかんを収穫する小人たちの様子も描かれています。とてもメルヘンチックな雰囲気で、寄居町の豊かな自然の中で一際目を引く存在です。
アグリン館で心がけていることは2つあります。1つは寄居の農産物を使い、それを加工することによって付加価値をつけ、農家の方の所得を上げること。2つ目は季節ごとにみかんやブルーベリー、さくらんぼのような旬のものを使用することだそうです。このようにアグリン館では、農家の方と連携し、他の場所では売っていない旬の農産物を使った様々なものを見つけることができます。私も今回、エキナセアのお茶やバターナッツ南瓜ジャムなど初めて見て気になる商品がたくさんありました。
アグリン館のアピールポイントとして齊藤さんは、「地元の物を使っていること」「添加物をほとんど使用していないこと」を挙げていました。そして、今後については「より多くの人にアグリン館に来ていただいて、農業の6次産業化を応援していきたい。」とおっしゃっていました。また、「寄居町のアンテナショップを目指して活動していきたい。」ともおっしゃっていました。
所在地 | 〒360-0813 埼玉県大里郡寄居町大字折原1810番地2 |
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電話番号 | 048-577-3743 |
取材日 | 2014年9月3日(水) |
担当 | 立正大学 社会福祉学部 1年 林 千尋 立正大学 社会福祉学部 1年 新井 佑佳 くまがや館 なべさん 北部地域振興センター 担当 A・K |
作成日:2014/10/23 取材記者:北部地域振興センター