特定非営利活動法人みらい | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

櫻井代表理事にお話を伺う学生

今回、私たちが訪れたのは特定非営利活動法人みらい。このNPO法人は学童クラブを運営しています。平成19年に親の仕事等で、放課後の保育が必要な地域の小学生に対しての援助を目的として発足、現在では30人の子どもたちが放課後の時間をここで過ごしています。施設は民家を借りて運営しています。施設では、子どもたちがのびのびと楽しく過ごしている様子がうかがえました。

職員と楽しく遊んでいます

職員たちが気をつけていることを２つ教えていただきました。1つは、自分の子どもと同じように接すること。もう1つは、きちんと注意し、よく褒めることだそうです。また、この学童クラブには細かい規則や制限はありません。そのため、子どもは自分たちで新しい遊びを考えたり、職員も一緒になって楽しんだりと、とてものびのびと過ごすことができます。

子どもたち考案の「おにぎりしょうぎ」

様々な学年の小学生で構成されている子どもたちは、学年の壁を越えてそれぞれが支えあい、円滑な人間関係を築いているそうです。子どもたち自身、「自分たちは家族のようだ」と話すこともあるそうで、代表理事の櫻井さんも非常に良い環境だとおっしゃっていました。

子どもたちの秘密基地

室内には、子どもたちが遊びのために作った物がたくさんありました。女の子たちは買い物ごっこをするため、ビニール袋で洋服を作り、紙やダンボールでお金やレジ台を作っていました。男の子たちは押入れに毛布を貼り、入口を狭くした秘密基地を作っていました。どの作品もクオリティが高く、想像力や発想力が素晴らしかったです。

「みらい」の現施設

保護者から「子どもがいつも楽しそうに話してくれる」というお話をいただくそうです。そして、今後について櫻井さんは、「今の状態はとても良いと思う。これからも維持していきたい。」とおっしゃっていました。また、「新しい家が来年3月に完成するので、そこで今の6年生を卒業させたい。」ともおっしゃっていました。