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特定非営利活動法人学育ふっくらむ

■学育ふっくらむとは

学育ふっくらむ(為谷 早苗 代表理事)は、グローバル化に伴う教育格差の問題に対応するため、乳幼児から小学校高学年の子供に国語・英語・数学を中心とした学習支援活動を行っています。平成27年8月に設立され、現在では、深谷市以外でも教室を開き、50名近くの会員の方と活動をしています。

■多くの子どもに学習機会を与えるために

活動のきっかけは、「子どもに英語を習わせたいけど、少し費用が気になる…」というお母さん達の声でした。貧困による教育格差は、家庭の経済状況が原因で十分な教育が受けられない子どもが大人になり、また、その子どもも同じ状況になるという負の連鎖を起こします。
そこで、負の連鎖を止めるためには低額で学習できる環境が必要と考え、学育ふっくらむを設立しました。

■英語だけではなく、国語や算数も教えています

お話しを聞く前は、学育ふっくらむは英語教室だと考えていました。実際にお話しを聞くと、英語での日常会話と共に、国語や算数を学べるゲーム等さまざまな学習方法を取り入れていることがわかりました。
代表は「一番大切な教科は母国語である日本語」と言っていました。理由としては「人は思考するときに母国語を使うので、国語の学習はルールがはっきりした言語の英語や文章問題が出る数学にも影響します。そのため、母国語の学習が大切である」ということでした。この話を聞き、母国語を教育が、他の分野の思考に直結していることに気づきました。

■子ども達には将来の夢を大切にしてほしい

また、子どもに早いうちから将来の夢を意識させることが重要とも言っていました。早いうちに学習をし、考え方の基礎を身につければ、自分が望んだ将来へと近づきます。
学育ふっくらむの活動は、子どもの夢を諦めさせない大切な活動をしていると感じました。

■特定非営利活動法人学育ふっくらむの詳細情報

所在地 〒366-0015 埼玉県深谷市蓮沼449番地
電話番号 048-571-4374
取材日 2017年1月13日(金)
担当 立正大学 地球環境科学部3年 池澤 誠
北部地域振興センターS・N

作成日:2017/02/09 取材記者:北部地域振興センター