特定非営利活動法人オレンジステーション | くまがやねっと情報局 | 熊谷のことならくまがやねっと

特定非営利活動法人オレンジステーション（遠藤　良江　代表理事）は、子どもから高齢者までの健康に関する講座、口腔ケア・運動・栄養について専門職の方が講演を行うなど、幅広い活動を行っています。
また、空き家を利用した「街角健康カフェ　オレンジはうす」を熊谷市内に開設し、お茶を飲みながら近隣住民同士が交流を深めたり、情報共有ができたりする場を作っています。カフェに訪れる方々は、主に口コミで知ったという人が多く、人々のつながりも広がっています。

代表自身、管理栄養士などの資格を持ちながら様々な活動を個人でされていく中で、「一人では限界がある」「一人の力だけでなく、多くの人の力があれば活動も広がっていくのではないか」という想いから、様々な専門職の人に働きかけ、法人として活動することにしたそうです。皆さん仕事をされながら、この活動を行っています。「人の力は、二人いればただ二倍になるのではなく、何倍、何十倍にもなる。とても大切なこと」と仰います。
法人名については、名前を決める際、「オレンジ色って元気になるよね」という会話からオレンジを使おうということになり、最終的に「オレンジステーション」となりました。

オレンジはうすでの活動の様子

現在行っている活動をどんどん広げていきたいと話す遠藤代表。「全国を回って、活動を通して様々な人と関わりたい」と仰っていました。今まで活動をしてきて、自分が活動していることが参加されている市民の方だけではなく、その方々から自分自身もパワーをもらっているそうです。

代表は活動について、「自分から働きかけていくことが大切」と仰っていました。対象とする年齢に制限を掛けることなく、今までの経験や人とのつながりを軸にして、様々な活動へ突き進んでいく姿を知り、そのような姿勢を私も持ちたいと思いました。
取材をする中で、高齢者だけでなく、子どもの頃から健康への意識を高めることが大切なのだと感じました。皆さんもぜひ、「オレンジステーション」の講座や体験イベントに参加し、健康についての知識・意識をより一層高められてはいかがでしょうか。