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特定非営利活動法人くまがや健康マージャンの会

学生による取材の様子

■くまがや健康マージャンの会について

特定非営利活動法人くまがや健康マージャンの会(中澤 曻代表理事)は、地域の高齢者の方を対象としたリハビリと社会貢献、認知症予防をしていきたいとの思いで、この法人を設立しました。地域の60歳以上の方が参加し、現在約120人の会員の方がマージャンを楽しんでいます。

■活動とコロナの影響

マスク・フェイスシールドを着用して感染対策も!

健康マージャンの会は、市内4か所(まちなか交流広場、サロン吉岡、いこいの場老人ホーム、妻沼中央公民館、大里コミュニティーセンター(現在は一時休止中))で、朝9時から15時半まで週2回程度、活動を行っています。さらに、マージャンの普及にも力を入れ、近隣のカルチャーセンターでマージャンを教えています。
コロナ禍の初期は半年近く活動を休止していましたが、その後、マージャンを楽しみたいとの会員の声に応え、徐々に活動を再開しました。再開後は、コロナ禍前より会員数が減ってしまったそうですが、現在、マスクや消毒、フェイスシールドを準備し、マージャンの卓を9台から3台に少なくする等、感染
                      症対策に万全を期して活動しています。

■多くの方の参加をお待ちしています

中澤代表は、「自分は元都内に勤務するサラリーマンで地元に繋がりがなかったが、定年後、地元でやることを探していた時に健康マージャンに巡り合い、マージャンをする中で多くの仲間を作ることができた。仲間と地域のおいしいご飯屋さんの話をしたり、地域のことを話したり毎日が楽しくなった。会では、初心者でも楽しめるよう先輩会員が親身にルールを教えている。マージャンには認知症予防の効果や生きがいにつながるため、多くの方の健康マージャンの会への参加をお待ちしている。」と語ってくださいました。

■取材をしてみて

終始楽しく取材させていただきました♪

取材に行ってみると、皆さん真剣な表情でマージャンをしていました。1試合終わって一息つくと、一転してアットホームな雰囲気で、たくさんの笑顔が溢れていました。
取材の中で最も印象に残ったのは、中澤代表が会員を「仲間」と呼んでいたことです。代表は「くまがや健康マージャンの会があることで、今までの人生で出会うことのなかった人とマージャンをしながら地元のことを話すことができ、たくさんの仲間ができた。それが一番うれしい。」とおっしゃっていました。中澤代表だけでなく、会員の方はくまがや健康マージャンの会があることによって、健康的で活気あふれた生活を維持できているのでは、と思いました。
マージャンには、なんとなく退廃的なイメージがあり、健康とは全く結びつきませんでしたが、取材を通じて、誤った先入観だと気づかされました。
年齢制限がなければ、私もくまがや健康マージャンの会に参加し、笑顔の毎日を増やしたくなりました。

■特定非営利活動法人くまがや健康マージャンの会の詳細情報

法人所在地 埼玉県熊谷市宮前町20番地1ダイアナマンション301号
取材対応者 代表理事 中澤 曻
取材記事担当者 立正大学社会福祉学部2年 田中 陸登

作成日:2022/10/27 取材記者:北部地域振興センター