くまがやねっと情報局
くまがやねっと > くまがやねっと情報局 > 連載中 > NPO・ボランティア > 特定非営利活動法人しいのみ学童クラブ
くまがやねっと > くまがやねっと情報局 > 連載中 > NPO・ボランティア > 特定非営利活動法人しいのみ学童クラブ

学生による取材の様子
特定非営利活動法人しいのみ学童クラブ(眞家 陽子 代表理事)は、熊谷東小学校、熊谷西小学校、成田星宮小学校に通う40名の児童が利用しており、17時以降も安心して子どもを預けられる場所を提供しています。
当クラブは、38年前にシイの実がなる木のそばに立ち上げられました。2021年には保護者の負担軽減と将来を見据えた資金づくりを目的に、NPO法人として活動を開始し、地域の子育てを支え続けています。
しいのみ学童クラブでは、子どもたちの安全と健康を第一に考えています。例えば、添加物のない手作りおやつを提供する、室内でも遊べるように蛍光灯にカバーを付ける、ボールは安全性の高い布製にするなど、きめ細やかな配慮がなされています。
他にも、手洗いうがい、水分補給の呼びかけをする際には、遊びに夢中になっている子どもの集中を遮らないようなタイミングで声をかけています。職員間で情報共有を行いながら、子どもたちの様子を注意深く見守り、一人ひとりに合わせた対応を行っています。
また、学童に通う子どもたちやその保護者の方々へも、「おかえりなさい」と温かい言葉をかけることで、誰もが安心して過ごせる居場所を整えています。

子どもたちは学童に到着するとすぐに宿題に取り掛かり、友達との教え合いや学年を越えた交流をしながら、自主的に取り組んでいました。また、おやつを食べた後には食器やゴミを当たり前のように片付けており、自然と身に着いた規律正しい行動に感銘を受けました。
遊びの時間も、テレビやゲームがないからこその楽しさを味わっています。野球やサッカー、折り紙など、子どもたちは自ら遊びを考え、思う存分体を動かします。単に遊ぶだけでなく自主性や創造性を育むことができるのは、しいのみ学童クラブならではの貴重な経験です。
現在、大家さんから借りたプレハブの建物で活動しています。公園が近くにあるためこの場所を選んだそうですが、気温の影響を受けやすく、音も響きやすいという課題を抱えています。移転も検討されたものの、子どもたちが歩いて通えなくなるという問題が生じるため、眞家代表は、「今後は建て替えを行い、子どもたちがもっと過ごしやすい環境にしたい」と仰っていました。
また、学童に通う子どもたちを「みんなの子ども」と捉え、地域全体で子育てができるように、学童と地域との交流をより深めていきたいと考えています。
質問に答えてくださった眞家代表は、子どもの話題になると非常に楽しそうに話をされていました。一方で、今後の取り組みや抱えている課題について話すときには、とても真剣な表情をされていて、子どもたちのことを第一に考え、活動に真摯に向き合っていると感じました。
しいのみ学童クラブは、「元気」「自主的」という言葉がとても似合います。子どもたちがのびのびと楽しく過ごし、職員の方々も笑顔で、また行きたいと思うほどの、温かく心地良い空間でした。また、過去に学童クラブに通っていた子どもが大きくなって、手伝いに来てくれることもあるそうです。時を経ても縁は繋がっている、そんな素敵な場所でもありました。
ボランティアの募集も行っているので、少しでも興味を持たれ方は、ぜひ一度、この温かい「もうひとつの家」に訪れてみてはいかがでしょうか。
| 法人所在地 | 埼玉県熊谷市上之1795番地1 |
|---|---|
| 取材対応者 | 代表 眞家 陽子 |
| 取材記事担当者 | 立正大学 地球環境科学部 3年 Y・K |
作成日:2025/11/16 取材記者:北部地域振興センター