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サバイバー茶話会の様子
NPO法人くまがやピンクリボンの会ではサバイバー茶話会を月に2回、定期的に開いています。
本部主催とAYA支部主催、どちらも「がん種」や年齢を問いません。10時半~14時半まで入退室自由でがん患者とそのご家族はウエルカムです。事前連絡も不要です。
患者さんはいつ体調が辛くなるかわからないですから。
先日の患者会では初めて来てくださった方が4人。先輩サバイバーさんが優しく語りかけます。
そこでは職場でも家族にさえも見せなかった涙がこぼれます。
押さえていた気持ちが解放されホッとするのかもしれません。
涙を見せる彼女に「思い切り泣いて」「我慢しなくていいんだよ」と励ます仲間たち。
みんな本当に温かい。
また、再発治療中の彼女は、「これまで2度、余命3ヶ月と宣告を受けました。でも私は生きています。生きていれば新しい薬と出会い、また治療ができるから」とにっこり。
そして、1年ぶりに足を運んでくれた彼女は、「ここに来ると実家に戻ってきたみたい」と嬉しい言葉。こちらがキュンキュンしてしまいました。
茶話会を始めたきっかけは今から16年前のことでした。
ひとりの乳がん患者さんが肺転移となり、私に会いに来てくださいました。「がん患者だけの集まりを作って欲しい。なんでも話せる場が欲しい」と。それから、茶話会が開ける場所を探し、熊谷市市民活動支援センターに登録をし、予約をし、いよいよ第1回めの開催、というときに彼女は天に召されてしまいました。
一度も茶話会に出ることが叶わずに・・・
辛くて悲しくて、彼女に申し訳なくて・・・
16年経ち、こうしてたくさんのがん患者さんの居場所になっていることが心から嬉しい。
弊会スタッフも勉強を重ね、BEC乳がん体験者コーディネーター、ピンクリボンアドバイザーやがん哲学外来コーディネーターなど、ピアサポーターとして資格を取得し頑張ってくれています。
◇2024年2月1日 熊谷市吉見小学校
◇2024年2月5日 中条中学校
◇2024年2月13日 熊谷市長井小学校
◇2024年2月16日 熊谷市東中学校
2024年2月5日、栗原、小川、関口で東松山市議会へ訪問し、東松山市議2名、吉見町議2名と「がん教育、子宮頸がんについて」勉強会を開催し、意見交換を行いました。
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作成日:2024/03/11 取材記者:NPO法人くまがやピンクリボンの会