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素敵な幼稚園保育園

地域 ~2020年迄掲載

社会福祉法人あすみ福祉会 茶々保育園グループ 茶々むさしせき保育園

今回は、東京都練馬区にある『社会福祉法人あすみ福祉会 茶々むさしせき保育園』をご紹介します。
西武新宿線「武蔵関駅」から徒歩10分。住宅街の一角にある、おしゃれな保育園です。

■「オトナな保育園」

茶々保育園グループでは「オトナな保育園」をコンセプトに掲げています。
そのため、茶々むさしせき保育園もそのコンセプトに沿った園舎が設計されました。
室内は白い壁に木の床と天井。キャラクターものの装飾品はなく、シンプルでおしゃれな装飾品が並びます。保育園というよりはおしゃれな「カフェ」という印象です。
「保育園を『幼稚な場』にはしたくない」という想いから、大人と同じ目線で園児が生活できる環境を目指しました。
スタッフが身に付けているスタイリッシュなエプロンや、園児達がかぶっている大人っぽい深い色合いの帽子もその考えから生まれたものです。
もちろん、「オトナな保育園」は見た目だけではありません。
保育園では「こどもをこども扱いしない」という保育方針をとっています。「こどもはこういうのが好き」「こどもだからこれはできない」という大人が勝手に考えた枠に当てはめるのではなく、「一人の人間」として扱うことで園児の本来の力を伸び伸びと発揮できるようにしているのです。

■「遊び」の中にある「学び」

保育室内は絵本コーナーや積木コーナーなど、遊びの種類によってパーテーションで分けられ、園児はやりたい遊びを自分で選んで行動に移します。
また、一つの活動から多方面を学べるような一工夫もあります。例えば、園児が野菜を育てる時。それは「食育」という観点だけではありません。「科学」として植物が育つ過程を見たり、「文化」として原産国のことを知ったり、「芸術」として野菜の絵を描いたりすることができます。
大人が一方的に知識を押し付けるのではなく、普段の遊び時間や活動を通して「学ぶ」ことができるので、園児も抵抗なく様々な分野に興味を持ったり、もっと知りたいという意欲に繋がりそうですね。

■「ちゃちゃカフェ」

保育園には本物のカフェが併設されています。
「ちゃちゃカフェ」と名づけられたこのカフェは、「大人にも安らぎと憩いの場所を」という想いから生まれました。
インテリアや照明、BGMにも気を遣い、大人っぽく落ち着いた雰囲気の室内です。おいしいコーヒーや紅茶もあり、リフレッシュしたいときには立ち寄りたくなります。ここで、気持ちを切り替えてから園児の元に向かう保護者もいると言います。
また、大人向けやこども向けのイベントも定期的に開催しているので、保護者だけでなく地域の方々からも親しまれています。
園名にも使われている「茶」を通して、コミュニケーションが生まれたり、新たな人との繋がりを作ることが出来たり、人と人との絆を深くすることができる環境ですね。

「オトナな保育園」はただ単に大人っぽいということではありません。
園児だけでなく、保育士も保護者も「一人の人間」として接することを重要視しています。
その結果として、大人っぽい園舎や「ちゃちゃカフェ」といった施設が生まれてきました。
「こども」「保護者」など勝手に決めた枠はたくさんありますが、その枠を外すことで新たな気づきや発見があるのかもしれません。
そのようなことを気付かせてくれた茶々むさしせき保育園でした。

■社会福祉法人あすみ福祉会 茶々保育園グループ 茶々むさしせき保育園のスポット写真

おしゃれなインテリア
広いウッドデッキで園児ものびのび
MYビーズ 大きい玉は年、小さい玉は月を表しています
大人っぽく落ち着いた雰囲気の
「ちゃちゃカフェ」

■社会福祉法人あすみ福祉会 茶々保育園グループ 茶々むさしせき保育園の詳細情報

保育園名 社会福祉法人あすみ福祉会 茶々むさしせき保育園
住所 東京都練馬区関町東2-9-11
電話番号 03-5903-4870
ホームページ 社会福祉法人あすみ福祉会のホームページはこちらよりご覧ください
協力 大和屋株式会社 ホームページはこちらからご覧ください

作成日:2015/09/04 取材記者:cobara