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今回ご紹介する、星光第二保育園は玄関を入ると、たくさんの木が使われており、木のぬくもりを感じられる空間が広がっていました。木に囲まれていると、リラックスできたり、見た目も穏やかで心地いい等 木の良さは誰もが感じていると思いますが、上原園長先生も同様のお考えでした。また、以前の園舎では床暖房をしている部屋でも、未満児クラスでは絨毯を敷いていました。改築の際に決めたことは「木の床にして、こども達に木の肌触りの良さを感じてもらえるようにすること」。こども達は木に囲まれた中でのびのびと、気持ちよさそうに過ごしていました。
保育内容によってですが、基本3.4.5才児クラスは異年齢保育を行っています。現代では少子化により兄弟を含め異年齢の子供と関わる機会が減っています。異年齢保育をすることで年上、年下関係なく仲間との関係作り、自我の発達につながり、お互いから学び合う環境作りができます。異年齢と関わるということは同じ年の人と過ごすより、コミュニケーションをより図らないといけません。自分の伝えたいことを頑張って伝えようとしたり、相手の言うことにも耳を傾けて聞くということから、「人と関わる力」を身につけます。
星光第二保育園の保育方針は『子どもたちの「生きる力」を培う』というのを掲げています。自分の気持ちを伝えられるようになる、相手の気持ちも理解する等、自立心を育てるということです。
園長先生から伺った給食のエピソードをご紹介させていただきます。
楽しい給食にしたいという園長先生。大人でもそうですが、嫌いなものを食べないといけないのは大変ですよね。こどもにとっても同じです。給食で嫌いなものが出るときもありますが、そのときは、「少し減らしてほしい」など、自己申告をするというのを教えています。苦手なものを全く食べなくていいというわけではないですが、苦手なもの、あまり食べたくない時は「半分にしてください」と自分で申告します。周りの人が、「苦手だろうから」と察して「減らしてあげて」と代弁するのではなく、自分の想いは自分で伝えられる子になるように働きかけています。暗い雰囲気で食べていては栄養になりません。「同じものを食べるのでも楽しい雰囲気で食べてもらいたい」と話す園長先生。こどもなので未熟な部分もありますが、保育士が少し手助けし自立できるように促します。
園名 | 社会福祉法人 金陽会 星光第二保育園 |
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住所 | 群馬県高崎市金古町1921-1 |
電話番号 | 027-373-6908 |
ホームページ | http://www.seikoudai2.com/ |
取材 | 大和屋株式会社 |
作成日:2017/08/01 取材記者:cobara