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堀跡から検出されたかわらけ(17~18世紀)
平成28年度から始まった市道137号線新設道路建設予定地となる諏訪木遺跡の発掘調査は、今年の3月をもって終了を予定し、多数の遺構、遺物が確認されています。
調査箇所は、一乗院の門前付近であり、関連すると見られる江戸時代の土師質土器皿を大量に廃棄した井戸跡や寺院の区画堀、当時の建物跡の柱穴跡などが確認されています。
また、弥生時代中期の方形周溝墓が今回の調査では3基確認されています。周溝の両端には弥生土器(1~2個体)が意図的に配置されているため、祭祀的な意味をもっているものと考えられます。
この周辺には、底部に穿孔のある弥生土器が出土した同時代後期のピットが2基確認されています。これは、土器棺墓としての性格も考えられますが、土器の底部が穿孔されているため、別の用途で埋められたものと考える方が有力と推定されます。(腰塚)
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住所 | 熊谷市千代329番地 |
開館時間 | 午前9時~午後5時 |
休館日 | 土曜日・日曜日・祝日・年末年始 |
お問合せ | 048-536-5062(熊谷市立江南文化財センター) |
作成日:2019/01/22 取材記者:江南文化財センター