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聖天山「中門」に懸かる札所番付、左側の札が「幡羅郡新四国札所」の標示札
幡羅郡内八十八下ヶ所に該当するほとんどの寺院は現在でも存続していますが、明治維新による神仏分離政策のため廃絶した寺院は20ヵ寺ほどで、消滅あるいは一堂だけの状態で存続しています。そのため江戸時代に完成された札所番付も明治時代以降に再編されています。参考「寺院番付表」(『新四国八十八ヵ所霊場』長谷川宗平1986による)
当時の石造物や御詠歌額を見るとそのような転変の歴史が窺えます。新緑の候、身近な幡羅郡内の札所巡り歴史を訪ねて散策はいかがでしょうか。
いま「聖天山歓喜院」は幡羅郡新四国八十八ヶ所霊場では第13番札所となっている他、関東の霊場にもなっています。また聖天山の境内には「四国88ヶ所霊場」の塔が所々に建てられており、ミニ札所巡りができるのも楽しい。
住所 | 熊谷市千代329番地 |
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開館時間 | 午前9時~午後5時 |
休館日 | 土曜日・日曜日・祝日・年末年始 |
お問い合わせ | 048-536-5062(熊谷市立江南文化財センター) |
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作成日:2019/10/15 取材記者:江南文化財センター