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NPO・ボランティア

地域

特定非営利活動法人NPOくまがや

NPOくまがやの活動拠点である市民活動支援センター

■NPOくまがやとは

NPOくまがや(森田 俊和 代表理事)は、NPO法人や市民活動団体の支援はもちろん、これから活動したいと考えている人へ助言等を行いサポートする団体です。様々なイベントやラジオ、SNS等での情報発信を通して市民との交流も図っています。
熊谷市の活性化やNPO設立を考えている人々の中間支援からその後のサポート等を目的とし、平成16年にNPO法人化しました。平成29年4月からは市民活動支援センターを運営しています。

■市民活動支援センターとは

子ども連れの方に配慮したキッズスペース

NPOくまがやの拠点となる、市民活動支援センターでは、誰でも気軽に利用できる交流スペースやキッズスペース等が設けられ、解放的でフラットな空間になっています。他にもコピー機や、会議室、オフィススペース等の貸し出しも行っています。また、登録団体の情報が多く掲示され、市民活動に詳しいスタッフも常駐しており、いつでも相談することができます。

■アットホームな空間

取材当日は会議室では講演会が開催され、交流スペースではお子さんを連れた外国人のお母さん達がスタッフから日本語を教わっていたりと、とても活動的でにぎやかな空間でした。センターへ入るとスタッフの方が温かく迎えてくれます。利用者からは「他では聞いてもらえなかった話を聞いてもらえた」との声もあったそうで、団体設立に向けて親身にサポートしてもらえることがわかります。

■若い世代に市民活動を知ってもらいたい

小林理事と学生記者

現在は多くの市民活動の中で、団体スタッフの高齢化が問題となっており、担い手不足による活動継続の難しさがあります。その問題を解決するためには、NPO法人を時代と共に変化させ、若い世代に活動内容を知ってもらう事が必要です。そこでNPOくまがやでは子ども向けの勉強会等により、子どもたちにもNPOの活動に参加してもらう事で興味を持ってもらい将来に繋げる試みを行っています。また今後は若者を中心とした新しい団体がセンターを多く利用することを期待しているとのことです。

■取材の感想

小林理事が市民活動支援センターを案内する様子

NPOと聞くと少し身構えてしまいますが、ボランティアの延長線上にあり、思いやりさえあれば誰でも参加できるものだと思いました。「とにかく固く構えず、自由に楽しく!!」は取材に対応してくださった小林理事が何度もおっしゃっていた言葉です。自由に楽しく活動することこそが継続のカギであると思いました。
団体スタッフの高齢化が問題となっている中、若い世代がNPOを理解し、興味を少しでも持つことが重要です。私自身も今回の取材を通してNPOへの理解をより深めることができ、非常に良い機会となりました。

■NPOくまがやの詳細情報

所在地 〒360-0032 埼玉県熊谷市銀座1丁目58番地
活動拠点 熊谷市市民活動支援センター
取材対応者 特定非営利活動法人NPOくまがや 小林 真 理事
取材記事担当者 立正大学 地球環境科学部 3年 君塚 彩海

作成日:2019/10/18 取材記者:埼玉県北部地域振興センター