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熊谷市文化財日記アネックス

歴史 地域

里山の花 ~ノカンゾウとオカノトラノオ~

ノカンゾウ

江南文化財センターに面した帯状の山林は防風林として保護されてきたため、里山の自然をまだ残しています。脇を流れる農業水路からは毎年ゲンジボタルが舞い出て、初夏の訪れを知らせてくれます。初夏の草花では「ノカンゾウ」が咲き始めています。

「ノカンゾウ」は一重咲きの六枚花弁の百合に似た花で「忘れ草」の仲間で、よく似たヤブカンゾウやニッコウキスゲなどがあります。「憂いを忘れさせる」草花と言われています。
憂いの多い今年上半期は過ぎてしまいましたが、もう半期はよい機関であってほしいものです。

「オカノトラノオ」は白く小さな花弁が集まり、虎の尻尾のような形から名付けられています。「忠実 貞操 優しい風情 清純な恋 騎士道」などの花言葉をみると里山に清楚に佇む小さな花に良く当てはまるように思います。

■里山の花 ~ノカンゾウとオカノトラノオ~のスポット写真

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■江南文化財センター

住所 熊谷市千代329番地
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 土曜日・日曜日・祝日・年末年始
お問い合わせ 048-536-5062(熊谷市立江南文化財センター)
ホームページ 江南文化センター「熊谷デジタルミュージアム」へはこちらからどうぞ。

作成日:2021/09/11 取材記者:江南文化財センター