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くまがやねっと > くまがやねっと情報局 > 連載中 > 熊谷市文化財日記アネックス > 寺内廃寺の遺物整理から-7 「千年の和釘-4」
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金堂から出土した釘で変わった釘には、両側に釘先を持つ両頭の釘、「会釘(あいくぎ)」があります。両頭という点で鎹(かすがい)に似ていますが、平板を繋ぎ合わせるときに使うなど「隠し釘」に使用されるようです。平板を繋ぎ合わせる隠し釘の使用方法はどのようなものなのでしょうか。大きいものでは板壁を留めるためのもの、小規模では箱や厨子などの平面部でしょうか。
寺内廃寺からの出土品はほぼ中央で直角に曲がっていることから、材を直角に曲げての使用が考えられます。
住所 | 熊谷市千代329番地 |
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開館時間 | 午前9時~午後5時 |
休館日 | 土曜日・日曜日・祝日・年末年始 |
お問い合わせ | 048-536-5062(熊谷市立江南文化財センター) |
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作成日:2025/01/17 取材記者:江南文化財センター