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今回は、音楽活動50周年を迎えた
熊谷市在住のJazz Bassist、中山英二さんをご紹介します。
北海道札幌出身
1982年 デビューアルバム「北の大地」で一躍脚光を浴びて以来、海外のビックアーティスト、
エルビン・ジョーンズ、ドン・フリードマン、そしてローランド・ハナ等と長年に渡り共演する。
1990年 ニューヨークのミュージシャンをメンバーに従え「中山英二ニューヨークカルテット」を結成、
不動のメンバーにて5年間活動。
1990年 リチャード・デイビス(ベース)とのベースデュオツアーを行なう。
1998年 秋には、ヨーロッパのミュージシャンを招いて「中山英二 ヨーロピアン・コネクション」と題して
ツアーを行うなど国内だけでなく海外でも日本を代表する孤高のベーシストとして高い評価を受け
ている。
2022年2月に25作目にあたる「EVER and EVER(いつまでも)」を発売。
作曲家としても自分のアルバムや演奏だけでなく、コマーシャルやヴォーカル、多くのミュージシャンの
ために数多くの作品を提供している。
Q:音楽を始めたきっかけを教えてください。
友人がドラムをやっていて、誘われて遊びに行ったのがきっかけでヴォーカルを始めました。
Q:、数ある楽器の中でベースを選んだのはどうしてですか。
ヴォーカルをしてる時に、音楽を一生と仕事としてやりたいと思うようになり、歌ではなく何か楽器をと思っているうちにベースを始めるようになりました。
Q:ジャズベーシストを目指されたのはいつ頃ですか。
ベースは20歳から手にするようになり、約3年後から本格的にジャズを始めるようになりました。
Q:ベースを演奏するうえで、難しい点や気をつけている点を教えてください。
コントラバスにはフレットがないので正確なピッチ(音程)を取るのが難しい。耳と運指と確率していくのが難しいので、一生の課題です。
Q:2022年2月1日に発売された25作品目のアルバム
「EVER and EVER」はどんなアルバムですか。
このアルバムは、ローランド・ハナ、ドン・フリードマン、ピーター・マドセンの世界的なジャズピアニストとのデュオによる、コンピレーションアルバムです。
3人のピアニストを集結させたある意味においてスペシャルアルバムだと思います。
>>中山英二さんアルバム情報はこちらからどうぞ
Q:海外の有名なプレイヤーとの共演をたくさんされていますが、演奏活動の中で印象に残る出来事がありまし
たら教えてください。
ローランド・ハナとのツアー中、青森県弘前のコンサートでアンコールが来た時に、私のベースソロで童謡の「母さんの歌」を演奏しました。そのあとにピアノソロでローランド・ハナがアメリカの「母さんの歌」を弾いてくれました。お客様は感動のあまり涙も流す人もいました。私たち二人も感動のあまりじっと見つめあう場面もありました。いまだにこの時の光景が浮かんできます。
Q: 作曲家としても活動もされていますが、どのようなきっか
けで作曲をはじめられたのでしょうか。
ベースを弾くようになって、海外の素晴らしきジャズアーティストたちと会って、いろんなアドバイスをいただきました。
その時に「音楽家は譜面の読み書き、楽曲のアレンジ、そして作曲を出来るようになってそこから音楽家でありジャズアーティストであるための始まりなんだよ!」と言われ、これらに向かうようになりました。
今までに登録されている楽曲だけで、250曲以上の作品を書き上げています。
Q:これまで作られた曲で印象に残っている曲を教えてください。
娘のために書いた「Emi」、息子と娘のために書いた「Song for Chidlen」、北海道の小さな村トマムをテーマーにした「TOMAMU」、多くのコマーシャルで使われた「Go Dear Friend」。まだまだたくさんあるのですがきりがないので、このくらいにしておきます。
Q:これからの目標ややりたいことなどがありましたら教えてください。
これからも出来ることを少しでも大きく。
Q:最後に、音楽活動50周年記念してコンサートを開催されますが、どういったコンサートになりますか。
私とともに、このコロナウイルスで大騒ぎの中で必死に活動してくれた、素晴らしき『音もだち』を中心に、総勢11名の人たちと熱いライブにしたいと思っています。
中山英二音楽活動50周年記念コンサート
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作成日:2022/02/01 取材記者:なべさん