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2022年 熊谷近隣の節分会情報

報恩寺 節分会(2020年2月3日撮影)

2022年2月3日(木)に予定されていました節分会は新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し、各寺社とも中止または自粛をご案内しています。
熊谷近隣の寺社の斎行情報を下記にまとめましたので、ご覧ください。

◆妻沼聖天山歓喜院 節分福男福女豆撒き式 一部自粛
 ※一般参拝者へ向けての豆まき中止

◆報恩寺 袖引稲荷節分会 中止決定

◆高城神社 節分祭 一部自粛 
 2月3日(木) 神事のみ斎行予定(参列は神社の総代の方々のみ)
 ※「豆まき用の特設舞台の設置」「福引」「神社境内周辺の市内の巡行」「ニャオざねの出演」中止、
  「福豆」の頒布についても、感染症拡大を考慮し取り止めとなりました。

■節分の豆知識

【節分って何?】
節分は邪気を払い、無病息災を願う行事と言われています。「季節の変わり目は邪気が入りやすい」、「この時期はまだ寒く体調を崩しやすい」ということから、邪気を払い清めて、一年間の無病息災を祈る行事として節分は行われてきました。
古くは「続日本書紀」に記されている「追儺(ついな)」という儀式が、「節分」として庶民に伝わったとされています。
「追儺」は、大晦日に陰陽師が厄や災難を祓い清め、疫鬼などを追い払う儀式で、宮中行事として行われてきましたが、徐々に衰退して江戸時代には行われなくなったとのことです。

 
【豆まきの掛け声は地域によって違いがある?】
豆まきの一般的な掛け声といえば「鬼は外」「福は内」ですが、地域によっては他の掛け声で豆まきをするところがあるそうです。
埼玉県秩父市の三峰神社では、「鬼は外」「福は内」の後に付添人が「ごもっともさま」という合いの手を入れながら豆まきを行います。


他にも変わった掛け声の地域がありますのでいくつかご紹介しますね。
・埼玉県比企郡嵐山町「鬼鎮神社」では、鬼を神様として祀っているため「福は内、鬼は内、悪魔外」。
・群馬県鬼石地区では「鬼が投げた石で街ができた」という言い伝えがあり、良い鬼を呼び込むため
 「福は内」「鬼は内」。
・伊勢志摩地域では領主の姓が「九鬼」さんだったということで、「鬼」は使わず「福は内」「神は内」。
・福島県二本松市でも領主の姓の「丹羽」に配慮して、「おにわそと」にならないように「鬼、外」。

地域によって掛け声も様々ですね。あなたのお住まいの地域の掛け声はいかがですか?
今年の節分は、大きな声で「鬼は外」「福は内」と掛け声をかけながら豆まきをして、無病息災を願いたいですね。

作成日:2022/01/28 取材記者:なべさん