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2024年7月21日 熊谷うちわ祭見どころ紹介

熊谷うちわ祭は、7月20日・21日・22日に執行されます。
熊谷うちわ祭は、熊谷市鎌倉町にある愛宕八坂神社の祭礼で、
毎年7月20日・21日・22日に執り行われ、疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛を祈願します。
熊谷うちわ祭りの起源は江戸中期の寛延三年(1750)で、地区ごと、各寺院ごとに行われた祭礼行事を熊谷いっせいの祭にしたいと願い出たのが始まりです。当初は神輿が町内ごとに巡幸する祭でしたが、明治24年(1891)に本町三・四(現在の第弐本町区)が東京神田から山車を購入したのをきっかけに、現在の山車祭りの形になりました。
■7月21日 巡行祭(じゅんこうさい)

清祓いの儀 / 八坂神社宮司を先頭に巡行が行われます
21日の昼の見どころといえば、巡行祭です。
午後1時に鎌倉町交差点に十ヶ町の山車・屋台が集まり、清祓いの儀が執り行われます。
清祓いの儀は巡行祭の無事安全な執行を祈り、巡行祭に関わるすべてをお祓いする儀式で、この儀式が終わるといよいよ巡行祭が始まります。
2023年巡行祭の様子
2023年は鎌倉町交差点から東へ巡行路をとりましたが、今年はコロナ前の巡行路が復活。
まずは十ヶ町で西に向かい、本石区・石原区の屋台が待つ石原(南)交差点を目指します。
二ヶ町の屋台は十ヶ町を迎えた後、巡行の最後尾に合流し、御宮参りのため行宮(お仮屋)へ向かいます。
巡行、御宮参りの様子(2023年撮影)
十二ヶ町の山車・屋台は一台ずつ、順に行宮を参ります。
2023年 筑波交差点での曳っ合せ叩き合い
御宮参りを済ませた後、再び国道17号へ戻り東へ。銀座地区で叩き合いを行い巡行祭が終了となります。
【巡行祭予定】
・13:00 鎌倉町交差点へ集合(十ヶ町)
・13:10 清祓いの儀
・13:20 巡行出発
・14:35 行宮(御仮屋)へ御宮参り
・15:00 銀座地区 叩き合い
※時間はあくまで目安です。進行状況により異なることがありますので、ご了承ください。
■7月21日 叩き合い(たたきあい)

国道17号での叩き合い(2023年撮影)
18時、巡行祭の後、各町区に戻り停留していた山車・屋台が動き始めます。
国道17号の各所で叩き合いを行いながら八木橋百貨店前に集結します。
八木橋百貨店前 曳っ合せ叩き合い(2023年撮影)
八木橋百貨店前に集まった山車・屋台は、年番区を中心に扇形に並び叩き合いを行います。
毎年、扇形の弧の内側は叩き合いを近くで見ようと多くの人が押し寄せ、叩き合いが終わるまで身動きが取れないほどの混雑ぶりです。
12ヶ町のお囃子の音が扇形の中央に向けて響き渡るので、臨場感抜群です。
■ここに注目!

巡行路の国道17号にはいくつもの歩道橋があり、そのままでは歩道橋に激突してしまいます。そのため、山車は歩道橋に差し掛かると人形の上げ下ろしを行っています。人形を下げて、上鉾を下ろしてやっと歩道橋の下をギリギリ通り過ぎることができるのです。
今年は、ぜひ、歩道橋の下をくぐる山車にもご注目ください。
熱中症予防にお休み処を活用しよう!!
7月21日の13:00~21:00まで、星川通りに3ヵ所、国道17号に3ヵ所お休み処が開設されます!
熱中症対策として、ミストや扇風機などが設置されていますので、涼みながら熊谷のうちわ祭をお楽しみください。
◆星川お休み処 7月21日・22日 PM1:00〜PM9:00
◆巡行祭お休み処 7月21日 PM1:00〜PM9:00
➡詳しくは『関東一の祇園 熊谷うちわ祭』公式ホームページ、INFORMATIONをご覧ください。
■2024年7月21日 熊谷うちわ祭見どころ紹介のスポット写真
御宮参り
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巡行祭
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巡行祭
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叩き合い
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叩き合い
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叩き合い
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■2024年7月21日 熊谷うちわ祭見どころ紹介の詳細情報
作成日:2024/07/16 取材記者:なべさん